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アジアの伝統染織と民族服飾

豊穣なる生活造形の世界

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著者	道明三保子著
出版社	あっぷる出版社
ジャンル	民俗・信仰歴史・資料 > 資料
出版年月日	2021/05/01
ISBN	9784871773560
判型・ページ数	A5・303ページ
定価	本体3,000円＋税
在庫	お取り寄せ

この本の内容

あらゆる民族には豊かな生活造形の世界が存在する。
人々はどのように素材を利用し、
その地の風土と文化環境に合った染織・服飾を作り上げてきたのか。
東アジアからインド、ペルシャ、中央アジア。さらに中東からヨーロッパにかけて行き来してきた服飾・染織の世界を、現地でのフィールド調査、博物館における実物資料の分析と展示、文献の渉猟それぞれの方法によって進めた、アジアの染織・服飾文化研究の集大成。
各民族の生活世界を、多数の図版も使い紹介する。

まえがき

Ⅰ　総説編

Ⅰ－１　服飾文化
Ⅰ－1－1　民族服飾序説
Ⅰ－1－2　アジアの地域別伝統衣装
Ⅰ－1－3　アジアの近代化と伝統服飾
Ⅰ－1－4　アジアの被り物
Ⅰ－1－5　アジアの装身具
Ⅰ－1－6　晴れの日の装い
Ⅰ－1－7　旅するビーズ　小さきものの壮大な旅路
Ⅰ－1－8　カシミールショールとペイズリー文様

コラム　文化学園服飾博物館
コラム　文化学園服飾博物館の国際交流
コラム　ボタン博物館

Ⅰ－２　染織文化
Ⅰ－2－1　日本の藍・アジアの藍
Ⅰ－2－2　刺繍の世界　華やぎ、そして祈る色と形
Ⅰ－2－3　全アジア・剌し子の系譜
Ⅰ－2－4　日本の絞り・世界の絞り
Ⅰ－2－5　東西の紫

Ⅱ　地域編

Ⅱ－１　東アジア
Ⅱ－1－1　日本のきものの特質
Ⅱ－1－2　縮緬の着物
Ⅱ－1－3　夏の着物　涼の美
Ⅱ－1－4　更紗と日本人と
Ⅱ－1－5　三井家の着物　和の感性が冴えわたる着物の世界の理想郷
Ⅱ－1－6　清朝の宮廷衣装

コラム　養蚕農家訪問記
コラム　製糸工場をたずねて
コラム　久米島紬を織る人々

Ⅱ－２　東南アジア・南アジア
Ⅱ－2－1　タイ北部少数民族の衣装
Ⅱ－2－2　ラオスの民族衣装
Ⅱ－2－3　インドの染織
Ⅱ－３　西アジア・中央アジア
Ⅱ－3－1　ペルシア絨毯
Ⅱ－3－2　遊牧の民に魅せられて　松島コレクションから
Ⅱ－3－3　イスラムのヴェールファッション
Ⅱ－3－4　イスラム文様への旅
Ⅱ－3－5　パレスチナの民族衣装
Ⅱ－3－6　ヨルダンの伝統衣装
Ⅱ－3－7　イエメン便り
Ⅱ－3－8　アラブ男性の伝統的衣服
Ⅱ－3－9　トルコの伝統衣装
Ⅱ－3－10　ウズベキスタンの経絣と刺繍布
Ⅱ－3－11　ササン朝ペルシアの宮廷衣装　ターク・イ・ブスターン浮彫りの調査

コラム　白瑠璃碗のふるさと
コラム　江上波夫先生とオリエント

Ⅱ－４　ヨーロッパ
Ⅱ－4－1　リヨンの絹織物
Ⅱ－4－2　フランスの更紗
Ⅱ－4－3　ブルガリアの民族衣装

コラム　色彩豊かなグアテマラの民族衣装
コラム　平山郁夫・美知子ご夫妻とシルクロード
特別寄稿「カシミールショールとの出会い」（平山美知子氏）
コラム　国際化時代に想い出すこと

あとがき
初出一覧
参考文献