新刊チラシ(2025年刊行分) - 2025.05.20
新装改訂版 癌告知のあとで
なんでもないことが、こんなにうれしい
「ガンを生きる四十六歳」と題して始まる本書は、当時四十六歳の真宗大谷派寺院の坊守であった著者のガンとの闘病記でもあり、詩集でもある。
ガンと告知され、その衝撃を乗り越えて病気と闘う著者が病床より書き綴った心の軌跡とともに自分自身の病状を冷静に観察し、その思いを詩と短文で客観的に表現した感動深き書。母から子に、そしてご縁ある方々に最後の贈りものとして手渡したい・・・との著者の想いが行間にあふれている。
初版発行から四十年余りを経た令和の時代にも多くの人々に感動を与えてくれる一冊となっている。
鈴木章子先生と私 東井義雄
ガンを生きる四十六歳
ガンとの出あい
私がいなくなっても
おかげさまとの二人三脚
子らよ受けとれ 母の死を
壁の向こうに明るい道が
還るべき私の故郷
今現在説法
四十六歳
手術直後
無形の存在
ひかり
慎介 他
三度目の告知
やり残し
佛智
例外なし
私は
私はお母さん 他
ガンを生きる四十六歳
ガンとの出あい
私がいなくなっても
おかげさまとの二人三脚
子らよ受けとれ 母の死を
壁の向こうに明るい道が
還るべき私の故郷
今現在説法
四十六歳
手術直後
無形の存在
ひかり
慎介 他
三度目の告知
やり残し
佛智
例外なし
私は
私はお母さん 他