日本人は漢文をどう読んだか

直読から訓読へ

著者 湯沢 質幸
出版社 勉誠社
ジャンル 辞典・事典・語学 > 語学
出版年月日 2024/05/25
ISBN 9784585380061
判型・ページ数 4-6・220ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 お取り寄せ
日本において古代から現在に至るまで延々と読み継がれてきた漢文。
その読み方には中国から渡来した中国音で読む〈直読〉、そして、平安時代に生まれ、漢文読解の方法としてその地位を確立した〈訓読〉の二種類が存在する。
しかし、古代から現代までの間に〈直読〉は消え、日本語で読む〈訓読〉がもっぱら使われるようになった。
なぜ、日本では〈訓読〉優位の状況が生じたのか―。
漢文を取り巻く環境を一つ一つ分析することを通して、〈直読〉から〈訓読〉への変化を追い、日本人の漢字漢文受容の歴史を描きだす。
本書の目的
凡例

第一章 直読と訓読―現代と平安時代―
第二章 平安時代儒学界の直読と訓読―『宇津保物語』と『北山抄』『江家次第』―
第三章 〈直読から訓読へ〉―直読の衰退―
第四章 平安時代の訓読―『白氏文集』―
第五章 『宇津保物語』併存の再検討
第六章 平安時代儒学界と直読
第七章 儒学界と仏教界
第八章 〈直読から訓読へ〉の周辺

結語
参考文献
後記

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