児玉暁洋選集2 念仏が開く歴史と社会

念仏者が現実社会の中で果たすべき役割を、差別の問題、戦争の問題、さらに権力からの独立という問題を通して緻密に考察する。

著者 児玉 暁洋
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
シリーズ 著作集・全集 > 児玉暁洋選集
出版年月日 2017/10/20
ISBN 9784831834423
判型・ページ数 A5・472ページ
定価 本体4,000円+税
在庫 在庫あり
念仏者が現実社会の中で果たすべき役割を、差別の問題、戦争の問題、さらに権力からの独立という問題を通して緻密に考察する。
念仏の中より開かれる歴史と社会

 一、典型としての人間

 二、念仏の中より開かれる歴史

 三、念仏の中より開かれる社会



念仏の感覚



はしがき



 I 自由なる人間の交わり

  一、真宗の僧伽

  二、称名(念仏)は最も簡潔な信心の表白である

  三、称名(念仏)は真実の人間関係を生み出す



 Ⅱ 我今親鸞に聞く

  一、出遇いと誓い 悲願の一乗

  二、自由と人間的連帯

   一、現代人の自由喪失と「積極的自由」の回復

   二、連帯を引き裂くものは何か

   三、誓願 自由と人間的連帯の回復

  三、我今親鸞に聞く

   一、親鸞と我との同時性

   二、念仏成仏是真宗



 Ⅲ 仏教者よ仏教者で在れ

  一、名号・聞名・称名 回心と革命

   一、常住なものの光の中で

   二、「革命」の意味

   三、存在の革命

   四、名号・聞名・称名

  二、『歎異抄』の社会観

   一、四つの小さな前置き

   二、『歎異抄』の構造

   三、『歎異抄』の社会観

  三、教団改革の拠点としての同和問題

  四、厭離穢土・忻求浄土

   一、現存する生そのものとしての歴史

   二、生への問いと解放の理念

   三、独立者の共同体を求めて

  五、仏教者よ仏教者で在れ 核兵器と仏教者の立場

   一、眠ること、叫ぶこと、覚めること

   二、何が核兵器の行使を阻止するのか 民族宗教を超えて

   [付篇]生きる感覚 森有正の主題によるバリエーション

   一、生きる感覚 森有正の主題によるバリエーションI

   二、内的秩序 精神 の確立 森有正の主題によるバリエーションⅡ

   三、感覚・発見・歓喜 森有正の主題によるバリエーションⅢ

   四、見ることと得ること 森有正の主題によるバリエーションⅣ



独立者の共同体

 一、独立者の共同体 真宗大谷派教団の体質変革の原点を求めて

  一、北村透谷と近代日本

  二、独立者の宣言

  三、浩々洞とその展開

 二、宗教的主体の形成 根源的「独立者」の世界

  一、宗教

  二、人間

  三、根源的「独立者」の世界



浄土を映すもの

 一、浄邦縁熟の時

  一、信仰と政治

  二、法主象徴論

  三、同朋会運動の展開

 二、礼拝の場 現代社会における真宗寺院の存在根拠

 三、真実国土 いのち皆生きらるべし



収載論説講話・初出一覧

あとがき

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