児玉暁洋選集7 あなたは日本国をどんな国にしたいのか

「念仏者として日本国を憶う」という観点から、日本国の本質を問い、『日本国憲法』を問い、さらに戦争のない国家の可能性を探る。

著者 児玉 暁洋
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
シリーズ 著作集・全集 > 児玉暁洋選集
出版年月日 2019/01/20
ISBN 9784831834478
判型・ページ数 A5・416ページ
定価 本体4,000円+税
在庫 在庫あり
「念仏者として日本国を憶う」という観点から、日本国の本質を問い、『日本国憲法』を問い、さらに戦争のない国家の可能性を探る。
群萌の建国

 序

 一、ぼくには国籍がない 5

 二、人類が望む本当の国とは 9



第一章 念仏者として日本国を憶う

 一、念 仏 者 

 二、日本国の誕生 

 三、倭(和)国と日本国 

 四、群 萌 

 五、群萌の救い 

 六、浄土・穢土・化身土 

 七、百姓のもちたる国 

 八、真実の宗教を求めて

  ──〝総力戦〟と〝エコノミック・アニマル〟あるいは〝擬似宗教〟と〝無宗教〟を超えて── 

 九、仏法と国法 

 十、「心願の国」・〝願心の国〟あるいは「平和」の鐘・「悲願」の鐘 

 十一、『日本国憲法』の基礎──唯一の国是=平和── 

 十二、念仏者は〝平和憲法〟を選び取る 

 十三、近代日本における〝無条件平和〟の思想 

 十四、憲法第九条が生まれ出るまで 

 十五、憲法第九条の特質 

 十六、課題としての『日本国憲法』──〝平和〟の原理を求めて── 

 十七、靖国神社と平和の礎 

 十八、東京裁判とは何であったのか? 

 十九、見濁(思想のにごり)を超えて 

 二十、念仏者──戦争責任を担うもの──

 二十一、恐怖から歓喜へ──イラク戦争が我ら仏教徒に問いかけたこと── 

 二十二、プラス改憲に向かって 



第二章 『日本国憲法』のプラス改憲に向かって

 一、聖徳太子の精神 

 二、すべての人は兄弟となる──『交響曲第九番』と『論語』と『浄土論註』と── 

 三、生・死を出離する道は、同時に、生・殺を超える道 

 四、あなたは、日本国をどんな国にしたいのか

 五、銃を持たない民主主義の国に(1) 

 六、平和に依って独立する国に 

 七、人間には 誰でも 真実の人と成り 真実の世界に生きる こと を欲する自由がある 

 八、〝主権者〟としての目覚め 

 九、もう一つの〝主権〟について 

 十、第九条の〝初心〟に帰って 

 十一、銃を持たない民主主義の国に(2) 

 十二、『日本国憲法』の初心

 十三、大悲願力に生きる 

 十四、日本国の戦争責任 

 十五、武器を持たない国を創る主体──法蔵菩薩── 



第三章 戦争放棄を憲法の第一条に

 一、「9条アジア宗教者会議」に参加して 

 二、「9条世界会議」に参加して 

 三、長崎の「非核非戦法要」に詣でて 

 四、「人間らしさ」ということ



第四章 主権的国民国家を超えて

 一、暁烏敏先生の呼びかけに応えて 

 二、聖徳太子

 三、一つの世界と一つの世界秩序 

 四、戦争は罪悪である 

 五、何よりも〝和〟を大事にする法治国家へ 

 六、主権国家を超えて

 七、終戦と敗戦



主権的国民国家を超えて──戦争しない国を願う

 一、「主権的国民国家」とは

 二、日本の戦前、戦後の歩み 

 三、戦前、戦後を一貫するもの 

 四、主権的国民国家を超えて 

 五、富国強兵 

 六、武器を持たない国 

 七、ひとり仏教・真宗の教えに従った人 

 八、敵・味方の関係を乗り越える道 

 (質疑応答) 



生きて罪を償う──井上嘉浩死刑囚と共に歩む──

 一、『悲』巻頭言

 二、『悲』論説──「罪を償う」ということ── 



収載論説講話・初出一覧 

あとがき

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