日本仏教と西洋世界 【龍谷大学アジア仏教文化研究叢書12】

日本近代仏教の革新者12名と西洋との交錯から、仏教再編の歴史を様々な局面で読み解き、日本仏教にとって「西洋化」とは何かを問う

著者 嵩 満也
吉永 進一
碧海 寿広
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 日本仏教総論
シリーズ 叢書 > 龍谷大学アジア仏教文化研究叢書
出版年月日 2020/03/10
ISBN 9784831855596
判型・ページ数 4-6・366ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 在庫あり
日本近代仏教の革新者12名と西洋との交錯から、仏教再編の歴史を様々な局面で読み解く。
日本仏教にとって「西洋化」とは何かを問うた、国内外の研究者らによる初の試み。
はじめに(嵩満也・碧海寿広)



Ⅰ 伝統と国際化

東陽円月――非公式ハワイ開教僧たちの師匠(菊川一道)

前田慧雲――本願寺派宗学と西洋の対峙(内手弘太)



Ⅱ 留学と翻訳

南条文雄――近代仏教学と宗学のはざまで(嵩宣也)

高楠順次郎―日本人の近代仏教学(碧海寿広)

木村泰賢――大乗仏教のゆくえ(川元惠史)



Ⅲ 科学との対話

島地黙雷――近代日本の科学と宗教(ハンス・マーティン・クレーマ)

原 坦山――身理的禅と実践の探究(ステファン・リシャ/碧海寿広訳)

釈 雲照――戒律復興への見果てぬ夢(亀山光明)

忽滑谷快天―常識宗と宇宙の大霊(吉永進一)



Ⅳ 普遍性と固有性

釈 宗演――「普遍主義」との戯れ(ミシェル・モール/佐藤清子訳)

中西牛郎――「新仏教」の唱導者(星野靖二)

小泉八雲――怪談の近代(大澤絢子)



おわりに(碧海寿広)



各章扉写真出典一覧

執筆者・訳者略歴

龍谷大学アジア仏教文化研究叢書12 刊行の辞(楠淳證)

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