天台談義所 成菩提院の歴史

京都と東国の交通の要所にある古刹が収蔵する資料から、中世顕密仏教の知的動向や精神世界が近世に向かって展開していく過程を考察。

著者 成菩提院史料研究会
出版社 法藏館
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2018/02/28
ISBN 9784831862396
判型・ページ数 A5・450ページ
定価 本体7,000円+税
在庫 在庫あり
現在の滋賀県米原市の旧中山道沿いにあり、京都と東国の交通の要所にあった成菩提院。この寺院には古来、多くの学僧が往来し、文化的な蓄積がなされていた。中世後期には学問寺院として発達し、説法を訓練した談義所の一つでもあった。
仏教は談義所の活動を通じて、広く人々に受容されていくことになる。
本書では成菩提院が収蔵する資料から、中世顕密仏教の知的動向や精神世界が近世に向かって展開していく過程を考察する。
序文
第一部 通史・伝承編
 一、貞舜と談義所の成立
 二、第二世慶舜と西山流灌室の成立
 三、第三世春海以降の学問と教学
 四、成菩提院伝来聖教にみる寺院ネットワーク
 五、戦国期から信長・秀吉期にかけての成菩提院
 六、近世初期の成菩提院
 七、近世の末寺
 八、兼帯寺院としての成菩提院
 九、六如慈周の活動
 十、豪恕・円体の活動
 十一、幕末・明治初期の動向
 十二、成菩提院の伝承
第二部 文化財編
 一、指定文化財
 二、中世文書
 三、中世聖教
 四、近世文書
 五、近世聖教
第三部 資料編
 一、主要典籍一覧
 二、年中行事
 三、略年表
あとがき

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