日本の神と王権

『霊・性』の深層のダイナミズムを解明した王権論の傑作。不可視の構造を独創的視点から読み解く。

著者 中村 生雄
出版社 法藏館
ジャンル 民俗・信仰
出版年月日 1994/04/20
ISBN 9784831871367
判型・ページ数 A5・264ページ
定価 本体3,107円+税
在庫 在庫あり
『霊・性』の深層のダイナミズムを解明した王権論の傑作。不可視の構造を独創的視点から読み解く。
まえがき

 Ⅰ
1 日本の神の発生―古代のタマとカラ
2 祟り神と始祖神―神と祀りの発生と制度
3 神仏関係の中世的変容―〈権/実〉パラダイムの成立と反転
4 苦しむ神/苦しむ人―再生する祟り神
5 肉食と蛇身―中世神祇世界の相貌
 Ⅱ
1 秘儀としての王権―柳田国男と大嘗祭
2 王権の儀礼と構造―大嘗祭における〈中心〉と〈周縁〉
3 狂気と好色をめぐる物語―花山上皇の西国巡礼創始譚
4 近代王権の変身過程―〈童形〉〈女装〉〈男装〉の三類型

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