折口信夫の戦後天皇論 (単行本)

単行本

折口信夫が敗戦後の日本人の精神的支柱として求めた神道宗教化の深層の動機を、その古代学と関連して論じた画期的論考。

著者 中村 生雄
出版社 法藏館
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 1995/11/30
ISBN 9784831871381
判型・ページ数 A5・266ページ
定価 本体3,689円+税
在庫 品切れ・重版未定
折口信夫が敗戦後の日本人の精神的支柱として求めた神道宗教化の深層の動機を、その古代学と関連して論じた画期的論考。柳田国男との比較を含む、今谷明氏(朝日新聞)ほか絶賛の労作。
第Ⅰ部 折口信夫の戦後天皇論
 1 「女帝考」はなぜ書かれたか
 2 日本神道の〈対抗宗教改革〉プラン
第Ⅱ部 折口古代学の基礎理論
 1 神と精霊の対立というパラダイム
 2 〈神〉観念と〈性〉のメタファー
第Ⅲ部 折口信夫と柳田国男
 1 『古代研究』の成立まで
 2 〈新国学〉の戦前と戦後
第Ⅳ部 終章
 いま折口信夫をどう読むか

あとがき
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