悪魔の解剖

人間における悪の研究

西欧精神史における悪の思想を論じ、人間の内に潜む悪魔的本質を択り出すことによって、現代文明の抱える危機を問い直す哲学エッセイ

著者 アンシェン・ルース・ナンダ
船木 裕 翻訳
出版社 法藏館
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
出版年月日 1997/12/20
ISBN 9784831872333
判型・ページ数 4-6・242ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
人間が人間である限り、「悪」は絶対に抹殺できない。西欧精神史における悪の思想を論じ、人間の内に潜む悪魔的本質を択り出すことによって、現代文明の抱える危機を問い直す哲学エッセイ。
はしがき
序 章
第1章 《悪魔》について、あるいは《存在しないもの?》について
第2章 《悪》の起源と本質
第3章 毒入りの林檎
第4章 《悪魔》が地下にもぐる
第5章 《悪魔》の使徒たち
第6章 《悪魔》の孤独
第7章 《悪》への一歩
第8章 契約
第9章 神話と伝説に現われた《悪魔》
第10章 《悪魔》のイメージ
第11章 《悪魔》の恐怖
第12章 《悪魔》と歴史
第13章 《悪魔》と無限性
第14章 《悪魔》と不滅
第15章 《悪魔》の人格化
第16章 《悪魔》と性
第17章 《悪魔》の実在
第18章 選択
〈補遺〉再販によせて
あとがき

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