鎌倉仏教形成論

思想史の立場から

鎌倉新仏教と平安旧仏教は全く異質なのか。法然、明恵、本覚思想などを題材に、通説を覆す力作論集。

著者 末木 文美士
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 日本仏教総論
出版年月日 1998/05/10
ISBN 9784831873729
判型・ページ数 A5・425ページ
定価 本体5,800円+税
在庫 在庫あり
鎌倉新仏教と平安旧仏教は全く異質なのか。法然、明恵、本覚思想などを題材に、通説を覆す力作論集。
はじめに
凡 例
序 章 鎌倉仏教への視座
 Ⅰ 顕と密
第一章 顕密体制論の再検討(一)-黒田俊雄説をめぐって
第二章 顕密体制論の再検討(二)-平雅行著『日本中世の社会と仏教』をめぐって
第三章 顕と密
 Ⅱ 法然とその周辺
第一章 初期の思想形成
第二章 『三部経大意』
第三章 新宗の開創とその論理
第四章 寛容と非寛容―法然門下の諸行観
 Ⅲ 明恵とその周辺
第一章 明恵の思想展開
第二章 明恵の釈迦信仰
第三章 明恵と光明真言
 Ⅳ 本覚思想の形成
第一章 本覚思想における心の原理
第二章 本覚思想と浄土教―『妙行心要集』の場合
第三章 偽書の形成―伝南岳三部書と伝忠尋釈書
第四章 〈批判仏教〉の再検討
 結 章 仏教の民衆化をめぐって
 あとがき

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