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新装版 『金剛頂経』入門
即身成仏への道
著者 | 頼富 本宏 著 |
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出版社 | 大法輪閣 |
ジャンル | 日本仏教 > 真言宗系(密教含む) |
出版年月日 | 2020/03/10 |
ISBN | 9784804614236 |
判型・ページ数 | 4-6・388ページ |
定価 | 本体3,000円+税 |
在庫 | 在庫あり |
金剛界マンダラの典拠となる『金剛頂経』は、胎蔵マンダラの典拠となる『大日経』と並ぶ日本密教の根本聖典で、特に密教の「即身成仏」(この身このままで仏になる)の原理を明確に説いた経典とされている。
本書は、今まで比較的紹介されることが少なかったこの経典の全体像を、密教の専門家として名高い著者が、日本はもとよりアジア各地を視野に入れて読み解く。
本書は、今まで比較的紹介されることが少なかったこの経典の全体像を、密教の専門家として名高い著者が、日本はもとよりアジア各地を視野に入れて読み解く。
序章 金剛頂経への招待
■身の回りの金剛頂経―現代に生きるその姿
■「金剛」とは何か―金剛頂経のキーワード
第一章 金剛頂経とは何か
■金剛頂経の成立前夜―玄装三蔵と大日経
■金剛頂経の成立―生み出された時代と場
■金剛頂経という経典群―梵・漢・蔵の諸テキスト
■金剛頂経の構成―密教システムの概要
第二章 金剛界マンダラの出生
■金剛頂経における大日如来―そのさまざまなありかた
■成仏を説く五相成身観―五段階の即身成仏法
■金剛界マンダラの出生(1)―中軸となる五仏
■金剛界マンダラの出生(2)―四仏を補佐する十六大菩薩
■金剛界マンダラの出生(3)―四仏のさとりの「印」・四波羅蜜菩薩
■金剛界マンダラの出生(4)―八供養菩薩による相互供養
■金剛界マンダラの出生(5)―マンダラを守護する四摂菩薩
■金剛界・大マンダラの完成―成身会のすばらしい世界
第三章 秘密の世界ヘ
■マンダラに入る灌頂の儀礼―讃歎とマンダラ建立
■灌頂の具体的な作法―花を投げて仏を得る
■金剛頂経の悉地観―この経典の効き目
■「秘密法」の世界―後期密教への出発点
■四印と四曼―ほとけを表す四種の方法
■さまざまな実践儀礼―百字真言と四智梵語
第四章 金剛界マンダラの展開
■第二番目のマンダラ―三昧耶会・金剛秘密マンダラ
■第三・第四のマンダラ―微細会と供養会
■第五・第六のマンダラ―四印会と一印会
第五章 明王と菩薩のマンダラ
■降三世品の密教―降伏のほとけ・降三世明王
■遍調伏品の意義―密教的観音のマンダラ
■一切義成就品へ―虚空蔵菩薩のマンダラ
第六章 金剛頂経のほとけたち
■密教菩薩の代表・金剛薩?―その意義と図像
■マンダラを守護するほとけたち―四大明王と二十天
第七章 金剛頂経の広がり
■中国の金剛頂経(1)―現在の密教教義と実践の確立
■中国の金剛頂経(2)―二つの珍しい金剛界マンダラ
■空海と金剛頂経―日本密教におけるその位置づけ
■アジア各地の金剛頂経(1)―雲南・韓国と敦煌
■アジア各地の金剛頂経(2)―インドネシアとチベット
■金剛頂経以降の密教展開―理趣経、そして後期密教へ
第八章 現代と金剛頂経
■金剛頂経の可能性―「聖なるもの」との合一を目指して
■身の回りの金剛頂経―現代に生きるその姿
■「金剛」とは何か―金剛頂経のキーワード
第一章 金剛頂経とは何か
■金剛頂経の成立前夜―玄装三蔵と大日経
■金剛頂経の成立―生み出された時代と場
■金剛頂経という経典群―梵・漢・蔵の諸テキスト
■金剛頂経の構成―密教システムの概要
第二章 金剛界マンダラの出生
■金剛頂経における大日如来―そのさまざまなありかた
■成仏を説く五相成身観―五段階の即身成仏法
■金剛界マンダラの出生(1)―中軸となる五仏
■金剛界マンダラの出生(2)―四仏を補佐する十六大菩薩
■金剛界マンダラの出生(3)―四仏のさとりの「印」・四波羅蜜菩薩
■金剛界マンダラの出生(4)―八供養菩薩による相互供養
■金剛界マンダラの出生(5)―マンダラを守護する四摂菩薩
■金剛界・大マンダラの完成―成身会のすばらしい世界
第三章 秘密の世界ヘ
■マンダラに入る灌頂の儀礼―讃歎とマンダラ建立
■灌頂の具体的な作法―花を投げて仏を得る
■金剛頂経の悉地観―この経典の効き目
■「秘密法」の世界―後期密教への出発点
■四印と四曼―ほとけを表す四種の方法
■さまざまな実践儀礼―百字真言と四智梵語
第四章 金剛界マンダラの展開
■第二番目のマンダラ―三昧耶会・金剛秘密マンダラ
■第三・第四のマンダラ―微細会と供養会
■第五・第六のマンダラ―四印会と一印会
第五章 明王と菩薩のマンダラ
■降三世品の密教―降伏のほとけ・降三世明王
■遍調伏品の意義―密教的観音のマンダラ
■一切義成就品へ―虚空蔵菩薩のマンダラ
第六章 金剛頂経のほとけたち
■密教菩薩の代表・金剛薩?―その意義と図像
■マンダラを守護するほとけたち―四大明王と二十天
第七章 金剛頂経の広がり
■中国の金剛頂経(1)―現在の密教教義と実践の確立
■中国の金剛頂経(2)―二つの珍しい金剛界マンダラ
■空海と金剛頂経―日本密教におけるその位置づけ
■アジア各地の金剛頂経(1)―雲南・韓国と敦煌
■アジア各地の金剛頂経(2)―インドネシアとチベット
■金剛頂経以降の密教展開―理趣経、そして後期密教へ
第八章 現代と金剛頂経
■金剛頂経の可能性―「聖なるもの」との合一を目指して