話題の本【書評】(2024年9月~) - 2025.08.18
〈仏教3.0〉を哲学する バージョンⅡ
テーラワーダと“仏教2.0”
瞑想体験の意味するもの
「形相と質料」から「本質と実存」へ―“私”と第五図によせて
他者性と“私”という矛盾
他者へ向かう―梵天歓請・発願利生・慈悲
第2章 「坐禅は自己の正体である」
「坐禅は自己の正体である」
第五図の坐禅の人―マインドフルネスと禅
二種類の今と私
他者という謎
超越的か超越論的か―プラトン的・アリストテレス的・カント的
生きる方向性―「私」から“私”へ・“私”から「私」へ
第3章 慈悲と“仏教3.0”
世界の超越論的構成と「自己曼画」
カテゴリーは離脱可能か―解説と覚りと慈悲
純粋悪と自由と慈悲の問題
慈悲のありか
本来性と現実性のダイナミズム―慈悲の瞑想をめぐって