新刊チラシ(2025年刊行分) - 2025.08.08
死んだらどうなるのか?
死生観をめぐる6つの哲学
宗教と哲学の知見を駆使して古今東西の6つの死生観を検討した先に、答えはみつかるか。
【本書で検討する6つの死生観】
1 他の人間や動物に生まれ変わる。
2 別の世界で永遠に生き続ける。
3 すぐそばで子孫を見守る。
4 子孫の命の中に生き続ける。
5 自然の中に還る。
6 完全に消滅する。
第一章 生まれ変わりと不死の生―輪廻と往生
第二章 山の上から子孫を見守る―盆という習慣
第三章 子孫の命の中に生き続ける―儒教における「生命の連続体」としての家
第四章 一度きりの人生―キリスト教における天国と地獄
第五章 日本の文化は雑食性か
第2部 心身問題を考える
第六章 魂の存在を証明できるか―デカルトの試み
第七章 世界が物質だけなら心はどこにあるのか―自然科学と心のゆくえ
第八章 死ぬのは私だ―私とは誰か
第九章 関係としての心―死んで自然に還る