近世地方寺院経営史の研究

著者 田中 洋平
出版社 吉川弘文館
ジャンル 日本仏教 > 日本仏教総論
出版年月日 2019/08/10
ISBN 9784642034968
判型・ページ数 A5・248ページ
定価 本体10,000円+税
在庫 在庫あり
近世寺院には、宗判・葬祭を媒介とした寺檀制度の枠外にあった小規模仏寺が多数存在した。それらはいかに経営を成り立たせ、存続しえたのか。

関東地域の祈祷・修験・無住寺院を中心に、宗教・金融・土地集積など多様な活動を検討。寺門の経済的営為を総合的に把握することで、その存立基盤である地域社会の実態と寺院の維持・展開との関係に迫る。
序章 近世寺院史研究の現状
 1 近世仏教史と寺院史
 2 本書の分析視角
 3 本書の構成

第1章 近世中後期の日蓮宗における信仰と寺院経営
 1 本土寺配下寺院の檀家数と所持耕地
 2 不受不施の教義と寺院経営

第2章 近世北関東農村における祈祷寺院経営
 1 祈?寺院の収入手段
 2 祈?寺院の無住化と村の対応

第3章 近世農村地帯における修験寺院経営
 1 修験寺院の収支
 2 修験寺院による金銭貸し付け

第4章 近世北関東農村における寺院資産の管理
 1 寺院の無住化と所持耕地の荒地化
 2 寺院資産と村・田舎本寺

第5章 近世曹洞宗教団における僧侶養成と寺格
 1 近世曹洞宗教団における僧侶養成
 2 上野国における曹洞宗寺院の無住化

第6章 近世中後期の武蔵国における新義真言宗寺院の無住化
 1 明星院配下寺院の無住化過程
 2 明星院配下寺院の無住化と後住

終章 総括と展望

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