新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
再考 三木清
現代への問いとして
三木清研究会の20年を通じ、講演を行ってきた方々に、講演をもとに原稿化していただき、三木清研究の入門ともなる読みやすい解説書としてまとめる。
不遇の内に獄中で死んでいった三木清。
社会に向き合うその思索は、現代社会の課題や矛盾をあらためて問いかけてくる。
不遇の内に獄中で死んでいった三木清。
社会に向き合うその思索は、現代社会の課題や矛盾をあらためて問いかけてくる。
はじめに―困難な時代への問いとしての三木清(田中久文)
三木清の問い―その思索の跡をたどる(藤田正勝)
■第Ⅰ部 三木哲学の基本的性格―その背景と特徴
1 三木清、時代の夢(永野基綱)
2 市民的哲学者としての三木清(濱田義文)
3 哲学の外に出る哲学の可能性の探求―三木清を切り口として(平子友長)
■第Ⅱ部 三木哲学の展開―「中間者」・「構想力」・「形」
4 「中間者の哲学」という課題―三木清と「環境」の問題(宮島光志)
5 三木パトス論の問題構造(清 眞人)
6 「形」の哲学―アリストテレスと西田の間で(秋富克哉)
7 三木は「西田哲学」を越えることができたか
―コミュニケーションの《構造化》という視点(森下直貴)
■第Ⅲ部 人間へのまなざし―ヒューマニズムと哲学的人間学
8 〝ヒューマニズム〟とホモ・デウスの行方―パトス・技術・フィクション(嘉指信雄)
9 二つの『哲学的人間学』の行方―三木清と高山岩男(菅原 潤)
10 幸福について―三木清『人生論ノート』を読む(岸見一郎)
■第Ⅳ部 時代との対話―戦時評論をめぐって
11 戦時日本における三木清の技術哲学(内田 弘)
12 三木清の協力的抵抗の本心―「東亜協同体」論をめぐって(鈴木 正)
13 三木清の反ファシズム論(吉田傑俊)
14 三木清と日本のフィリピン占領(平子友長)
■第Ⅴ部 宗教的世界と現実―哲学と宗教のはざまで
15 超越への「構想力」―三木清の親鸞論の可能性(田中久文)
16 三木清の哲学と宗教(岩田文昭)
あとがき―三木清逍遥(室井美千博)
三木清の問い―その思索の跡をたどる(藤田正勝)
■第Ⅰ部 三木哲学の基本的性格―その背景と特徴
1 三木清、時代の夢(永野基綱)
2 市民的哲学者としての三木清(濱田義文)
3 哲学の外に出る哲学の可能性の探求―三木清を切り口として(平子友長)
■第Ⅱ部 三木哲学の展開―「中間者」・「構想力」・「形」
4 「中間者の哲学」という課題―三木清と「環境」の問題(宮島光志)
5 三木パトス論の問題構造(清 眞人)
6 「形」の哲学―アリストテレスと西田の間で(秋富克哉)
7 三木は「西田哲学」を越えることができたか
―コミュニケーションの《構造化》という視点(森下直貴)
■第Ⅲ部 人間へのまなざし―ヒューマニズムと哲学的人間学
8 〝ヒューマニズム〟とホモ・デウスの行方―パトス・技術・フィクション(嘉指信雄)
9 二つの『哲学的人間学』の行方―三木清と高山岩男(菅原 潤)
10 幸福について―三木清『人生論ノート』を読む(岸見一郎)
■第Ⅳ部 時代との対話―戦時評論をめぐって
11 戦時日本における三木清の技術哲学(内田 弘)
12 三木清の協力的抵抗の本心―「東亜協同体」論をめぐって(鈴木 正)
13 三木清の反ファシズム論(吉田傑俊)
14 三木清と日本のフィリピン占領(平子友長)
■第Ⅴ部 宗教的世界と現実―哲学と宗教のはざまで
15 超越への「構想力」―三木清の親鸞論の可能性(田中久文)
16 三木清の哲学と宗教(岩田文昭)
あとがき―三木清逍遥(室井美千博)