話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
京都思想逍遥 【ちくま新書1388】
千二百年にわたる人々の記憶が集積した古都をそぞろ歩く。するとたちまち、源氏物語や古今和歌集に始まり、道元、世阿弥、頼山陽、鈴木大拙、三島由紀夫に至るまでのさまざまな言葉と交錯し、その“たましひ”と交響することになる。逍遥によってこそ、諸行無常の悲哀を追体験でき、権力者がつくりあげたものではない本当の歴史が理解できるのだ。
東アジアの思想のみならず、古今東西の思想・文学を広く渉猟してきた著者ならではの、京都の「奥深きところ」をめぐる思想案内。
東アジアの思想のみならず、古今東西の思想・文学を広く渉猟してきた著者ならではの、京都の「奥深きところ」をめぐる思想案内。
序章 京都とは―逍遥の準備
第1章 出町柳から北白川まで
第2章 北白川から御苑まで
第3章 御苑から丸太町通まで
第4章 丸太町通から四条まで
第5章 四条から八条まで
第6章 八条から深草まで
第1章 出町柳から北白川まで
第2章 北白川から御苑まで
第3章 御苑から丸太町通まで
第4章 丸太町通から四条まで
第5章 四条から八条まで
第6章 八条から深草まで