京都思想逍遥 【ちくま新書1388】

著者 小倉 紀蔵
出版社 筑摩書房
ジャンル 哲学・思想 > 仏教哲学・思想
シリーズ ちくま新書
出版年月日 2019/02/10
ISBN 9784480072085
判型・ページ数 新書・295ページ
定価 本体900円+税
在庫 在庫あり
千二百年にわたる人々の記憶が集積した古都をそぞろ歩く。するとたちまち、源氏物語や古今和歌集に始まり、道元、世阿弥、頼山陽、鈴木大拙、三島由紀夫に至るまでのさまざまな言葉と交錯し、その“たましひ”と交響することになる。逍遥によってこそ、諸行無常の悲哀を追体験でき、権力者がつくりあげたものではない本当の歴史が理解できるのだ。

東アジアの思想のみならず、古今東西の思想・文学を広く渉猟してきた著者ならではの、京都の「奥深きところ」をめぐる思想案内。
序章 京都とは―逍遥の準備
第1章 出町柳から北白川まで
第2章 北白川から御苑まで
第3章 御苑から丸太町通まで
第4章 丸太町通から四条まで
第5章 四条から八条まで
第6章 八条から深草まで

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