新装版 進みと安らい

自己の世界

著者 内山 興正
出版社 サンガ
ジャンル 日本仏教 > 禅宗系
出版年月日 2018/09/01
ISBN 9784865641349
判型・ページ数 4-6・313ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 品切れ・重版未定
自己の真実に生きる
「自己とは何か?」という問いに、
独自の哲学で向き合った禅僧・内山興正老師。
その比類なき存在は、日本仏教界のみならず、
多くの知識人にも影響をあたえてきた。
本書に掲載された第一図~第六図からなる
「自己曼画」のイラストは、現在も参照され、
自己の真実を追求する現代人の指針となっている。
伝説の名著が、現代に蘇る!



◎仏教者・哲学者の4人が推薦!!

「進み」が迷走に陥らないためにはそこに「安らい」がなければならない。今こそ読まれるべき内山興正老師の名著、待望の復刊。〈仏教3.0〉はここから出発した!?
――藤田一照(禅僧)

この世界に所属する私、所属していない私。この「私の二重構造」が、内山老師のイラストにより、奇跡の視覚化。老師の意図さえ越えて、21世紀の混迷を照らす光となる。
――山下良道(ワンダルマ仏教僧)

内山老師は本書を「まだ堀下げが足りない」と自身で感じて絶版にしたという。その理由とは? 老師が墓場まで持っていこうとした幻の作品がついに復刊!
――ネルケ無方(禅僧)

本書(とりわけ第四章)の内山興正の画期的な見地がもし仏教のそれに反しているなら、間違っている(あるいは思慮が足りない)のは仏教の側です。
――永井均(哲学者)
第1章 よりよき生活追求のはて
第2章 人類の「安らい」への模索
第3章 ふつう観念における「進み」の正体
第4章 自己の構造
第5章 自己の世界
第6章 ボサツという人間像

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