新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
三木清遺稿 「親鸞」
死と伝統について
終戦からわずか40日後の1945年9月26日哲学者・三木清は解放されることなく豊多摩の拘置所で無念の死をとげた。三木の疎開先から見つかった書きかけの原稿「親鸞」は、彼の死の翌年、昭和22年1月に、その理不尽な死への怒りとともに、友人だった唐木順三によって『展望』(筑摩書房)創刊号に掲載された。 三木は親鸞の思想をどのように読もうとしたのか。その死に刻印された遺稿「親鸞」を、日本思想史家である著者が現代から捉えなおす。
序 遺稿「親鸞」から三木清を読む
1 三木との出会い
2 遺稿「親鸞」と三木の死
3 パスカルと親鸞
4 私は宗教的人間である
5 『親鸞』―末法時の歴史的自覚
一 親鸞
第一章 人間 愚禿の心
歴史の自覚
三願転入
第四章 宗教的真理
社会的生活
二 死について(『人生論ノート』より)
三 孤独について(『人生論ノート』より)
四 宗教について(『手記』より)
附録
1 伝統論
2 死と教養とについて―出陣する或る学徒に答う
結語 三木の死と遺稿「親鸞」の生命
1 「死について」
2 「死は観念である」
3 「絶対的伝統主義」とは何か
4 「死の論理」
1 三木との出会い
2 遺稿「親鸞」と三木の死
3 パスカルと親鸞
4 私は宗教的人間である
5 『親鸞』―末法時の歴史的自覚
一 親鸞
第一章 人間 愚禿の心
歴史の自覚
三願転入
第四章 宗教的真理
社会的生活
二 死について(『人生論ノート』より)
三 孤独について(『人生論ノート』より)
四 宗教について(『手記』より)
附録
1 伝統論
2 死と教養とについて―出陣する或る学徒に答う
結語 三木の死と遺稿「親鸞」の生命
1 「死について」
2 「死は観念である」
3 「絶対的伝統主義」とは何か
4 「死の論理」