2024年10月書店売上 - 2024.11.01
邂逅の論理
〈縁〉から結ぶ世界へ
「邂逅」を論理の問題として捉え、九鬼周造、和辻哲郎、田辺元をはじめ、西田幾多郎、山内得立らに注目し、東西哲学を包み拡げて〈縁〉によって結ばれた世界へと思想を導いていく。東西の風土的相違を超えて、双方の〈あいだ〉に〈邂逅の論理〉をうちたてる。
序
Ⅰ 〈邂逅〉という問題
第一章 〈邂逅〉がなぜ問題になるのか
一 哲学の三つの伝統
二 哲学と近代
三 〈邂逅〉という主題へ
四 日本「哲学」の位置と課題
第二章 風土学的反省
一 風土学の要請
二 風土の認識論
三 風土の存在論―『風土の論理』
四 〈あいだ〉を開く―もう一つの論理へ
第三章 「論理」への問い
一 哲学と論理
二 論理とは何か
三 論理と非論理
四 論理の臨界―自己否定の道
Ⅱ 先駆者に学ぶ
第四章 邂逅する実存
一 出会いの企てと挫折
二 「いき」が意味するもの
三 偶然性―独立なる二元の邂逅
四 出会いの時間―ポンティニー講演
第五章 風土の倫理学
一 自己探究のアポリア
二 アナロギアの成立
三 風土学から倫理学へ
四 アナロジーと弁証法
第六章 〈あいだ〉を開く主体
一 社会存在の論理
二 ベルクソンとの対決
三 〈あいだ〉を開く―菩薩行
四 「懺悔道」の地平
Ⅲ 〈縁の論理〉へ
第七章 形の論理
一 「形の論理」と「弁証法」
二 環境の「弁証法」
三 構想力の論理へ
四 型の思想
第八章 アナロギアの論理
一 類比への着眼
二 弁証法とアナロギア
三 レンマとアナロギア
四 レンマにおける「中」
第九章 〈縁〉の結ぶ世界へ
一 なぜ〈縁の世界〉なのか
二 「存在の論理」と〈縁の論理〉
三 〈縁〉の構造
四 〈縁〉の倫理的地平
結論
参考文献
あとがき
人名・著作名索引/事項索引
Ⅰ 〈邂逅〉という問題
第一章 〈邂逅〉がなぜ問題になるのか
一 哲学の三つの伝統
二 哲学と近代
三 〈邂逅〉という主題へ
四 日本「哲学」の位置と課題
第二章 風土学的反省
一 風土学の要請
二 風土の認識論
三 風土の存在論―『風土の論理』
四 〈あいだ〉を開く―もう一つの論理へ
第三章 「論理」への問い
一 哲学と論理
二 論理とは何か
三 論理と非論理
四 論理の臨界―自己否定の道
Ⅱ 先駆者に学ぶ
第四章 邂逅する実存
一 出会いの企てと挫折
二 「いき」が意味するもの
三 偶然性―独立なる二元の邂逅
四 出会いの時間―ポンティニー講演
第五章 風土の倫理学
一 自己探究のアポリア
二 アナロギアの成立
三 風土学から倫理学へ
四 アナロジーと弁証法
第六章 〈あいだ〉を開く主体
一 社会存在の論理
二 ベルクソンとの対決
三 〈あいだ〉を開く―菩薩行
四 「懺悔道」の地平
Ⅲ 〈縁の論理〉へ
第七章 形の論理
一 「形の論理」と「弁証法」
二 環境の「弁証法」
三 構想力の論理へ
四 型の思想
第八章 アナロギアの論理
一 類比への着眼
二 弁証法とアナロギア
三 レンマとアナロギア
四 レンマにおける「中」
第九章 〈縁〉の結ぶ世界へ
一 なぜ〈縁の世界〉なのか
二 「存在の論理」と〈縁の論理〉
三 〈縁〉の構造
四 〈縁〉の倫理的地平
結論
参考文献
あとがき
人名・著作名索引/事項索引