邂逅の論理

〈縁〉から結ぶ世界へ

著者 木岡 伸夫
出版社 春秋社
ジャンル 哲学・思想 > 仏教哲学・思想
出版年月日 2017/07/20
ISBN 9784393313015
判型・ページ数 4-6・320ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 お取り寄せ
「邂逅」を論理の問題として捉え、九鬼周造、和辻哲郎、田辺元をはじめ、西田幾多郎、山内得立らに注目し、東西哲学を包み拡げて〈縁〉によって結ばれた世界へと思想を導いていく。東西の風土的相違を超えて、双方の〈あいだ〉に〈邂逅の論理〉をうちたてる。


Ⅰ 〈邂逅〉という問題
 第一章 〈邂逅〉がなぜ問題になるのか
  一 哲学の三つの伝統
  二 哲学と近代
  三 〈邂逅〉という主題へ
  四 日本「哲学」の位置と課題
 第二章 風土学的反省
  一 風土学の要請
  二 風土の認識論
  三 風土の存在論―『風土の論理』
  四 〈あいだ〉を開く―もう一つの論理へ
 第三章 「論理」への問い
  一 哲学と論理
  二 論理とは何か
  三 論理と非論理
  四 論理の臨界―自己否定の道

Ⅱ 先駆者に学ぶ
 第四章 邂逅する実存
  一 出会いの企てと挫折
  二 「いき」が意味するもの
  三 偶然性―独立なる二元の邂逅
  四 出会いの時間―ポンティニー講演
 第五章 風土の倫理学
  一 自己探究のアポリア
  二 アナロギアの成立
  三 風土学から倫理学へ
  四 アナロジーと弁証法
 第六章 〈あいだ〉を開く主体
  一 社会存在の論理
  二 ベルクソンとの対決
  三 〈あいだ〉を開く―菩薩行
  四 「懺悔道」の地平

Ⅲ 〈縁の論理〉へ
 第七章 形の論理
  一 「形の論理」と「弁証法」
  二 環境の「弁証法」
  三 構想力の論理へ
  四 型の思想
 第八章 アナロギアの論理
  一 類比への着眼
  二 弁証法とアナロギア
  三 レンマとアナロギア
  四 レンマにおける「中」
 第九章 〈縁〉の結ぶ世界へ
  一 なぜ〈縁の世界〉なのか
  二 「存在の論理」と〈縁の論理〉
  三 〈縁〉の構造
  四 〈縁〉の倫理的地平

結論

参考文献
あとがき

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