インド哲学の万華鏡

著者 桂 紹隆
片岡 啓
護山 真也
出版社 春秋社
ジャンル 哲学・思想 > 仏教哲学・思想
出版年月日 2025/05/20
ISBN 9784393134696
判型・ページ数 4-6・303ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 在庫あり
インド哲学の各学派の研究者から新進気鋭の専門家を結集し、インド哲学に興味のある哲学好きに向けて、西洋哲学とのつながりを意識しながら、存在や世界、認識や言語や論理を対象にそれぞれの思想をできるだけ平易に解説する。

「本書には......(狭義の)現代哲学者の(好奇心ならぬ)「哲学心」を刺激する論点が満ち溢れている。その意味で、本書は「インド哲学の万華鏡」であるのと同時に、「哲学的アイディアの宝庫」でもある。現代哲学は従来の西洋中心主義を脱脂、真に世界化されるべき時期に来ている。本書が、インド古典哲学と現代哲学を架橋することで、その一つの契機となることを願ってやまない。」(本書「コメント」より)


[執筆者]岩崎陽一・日比真由美・髙橋健二・横山 剛・早島 慧・眞鍋智裕・川尻洋平・護山真也・志賀浄邦・志田泰盛・川村悠人・斉藤 茜・新作慶明・出口康
はじめに 片岡啓

 I 何が存在するのか?
第一章 ヴァイシェーシカ学派のカテゴリー論  岩崎陽一・日比真由美
第二章 サーンキヤ哲学の展開説は何を語っているのか  髙橋健二
第三章 「ある」ということ――説一切有部の場合  横山 剛
第四章 唯識学派の心一元論  早島 慧
第五章 ブラフマン一元論学派における現象世界の形成理論――映像説による主宰神・個我の成立  眞鍋智裕
第六章 シヴァ教の一元論  川尻洋平

 II いかに認識するのか?
第七章 仏教認識論における知覚の定義とアポーハ論  護山真也
第八章 世界は多面的である――ジャイナ教の認識論と論理学  志賀浄邦
第九章 古典インドの情報理論――真偽の自律他律論題  志田泰盛

 III いかに言表するのか?
第十章 文法学派における言葉と意味  川村悠人
第十一章 ミーマーンサー学派の言語哲学と行為論  斉藤 茜
第十二章 中観派における言語批判――その方法と目的  新作慶明

コメント 哲学東西対話2.0 β版  出口康夫

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