平家物語 【日本文学全集9】

著者 池澤 夏樹 個人編集
出版社 河出書房新社
ジャンル 文学・随筆
出版年月日 2016/12/30
ISBN 9784309728797
判型・ページ数 4-6変・906ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 お取り寄せ
無常観を基調に描かれた軍記物『平家物語』は、琵琶法師によって語り継がれ、後世日本の文学や演劇などに多大な影響を与えた大古典である。圧倒的語り口による、類を見ない完全新訳。
前語り―この時代の琵琶法師を生むために

一の巻
 祇園精舎―耳を用い、目を用い
 殿上闇討―忠盛の未曾有の昇殿
 鱸―踊り入った神恵
 禿髪―三百人の童たち
 吾身栄花―一門、頂点へ
  ほか

二の巻
 座主流―法皇嚇る、山門憤る
 一行阿闍利之沙汰―いかめ房の活躍
 西光被斬―清盛ついに大立腹する
 小教訓―重盛まずは諌める
 少将乞請―舅の奔走
  ほか

三の巻
 赦文―彗星現わる
 足摺―俊寛半狂乱
 御産―皇子お生まれに
 公卿揃―もしや凶兆
 大塔建立―警め付きの予言
  ほか

四の巻
 厳島御幸―三歳の新帝誕生
 還御―帰路の風雅
 源氏揃―その宮とうとう決断する
 鼬之沙汰―占いあり
 信連―武士の意地ここにあり
  ほか

五の巻
 都遷―平家の悪行、頂点へ
 月見―光源氏を偲び、宇治も偲び
 物怪之沙汰―そして神々の会議が
 早馬―驚愕の挙兵
 朝敵揃―この日本国の謀叛人一覧
  ほか

六の巻
 新院崩御―運命の年、陰鬱に明ける
 紅葉―高倉院の逸話二つ
 葵前―高倉院の愛その一
 小督―高倉院の愛その二
 廻文―そして木曾には義仲が
  ほか

七の巻
 清水冠者―源氏の両雄、その対立
 北国下向―その狼藉
 竹生島詣―経正の見る瑞兆
 火打合戦―内通者あり
 願書―鳩、鳩、鳩が
  ほか

八の巻
 山門御幸―都、源氏で満ちる
 名虎―いまや天皇はお二人
 緒環―糸の先には
 大宰府落―さすらう平家
 征夷将軍院宣―鎌倉の頼朝、その威風
  ほか

九の巻
 生ずきの沙汰―日本一の名馬
 宇治川先陣―先駆けの名誉
 河原合戦
 木曾最期―お終いの二騎
 樋口被討罰―木曾軍消失
  ほか

十の巻
 首渡―長子の長子の妻子
 内裏女房―都の捕虜
 八島院宣―そこに書かれた内容
 請文―断腸の思いで
 戒文―法然上人が称名を勧める
  ほか

十一の巻
 逆櫓―四国を前に
 勝浦 付大坂越―四国にて、破竹
 嗣信最期―主君の身代わり
 那須与一―揺れる扇が
 弓流―戦さ再燃
  ほか

十二の巻
 大地震―それは突如
 紺掻之沙汰―第二の髑髏
 平大納言被流―末路は北国
 土佐房被斬―弟への刺客
 判官都落―脱出する弟
  ほか

潅頂の巻
 女院出家―お布施は御子の
 大原入―庵室
 大原御幸―訪問者
 六道之沙汰―この六つの世界
 女院死去―紫雲がたなびいて

訳者あとがき
解題 佐伯真一
参考資料
解説 池澤夏樹

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