僧侶が語る死の正体

死と向き合い、不死の門を開く、五つの法話

著者 ネルケ 無方
プラユキ・ナラテボー
釈 徹宗
南 直哉
アルボムッレ・スマナサーラ
出版社 サンガ
ジャンル 入門・お経・実用 > 生・死、福祉・医療
出版年月日 2016/10/01
ISBN 9784865640656
判型・ページ数 4-6・315ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 お取り寄せ
私たちは死を怖れる。死を避け、先延ばしする。しかし死は誰にでも、必ず訪れる。そして、死を経験した人は、誰もいない。死とは何か。誰も知らず、しかし誰もが怖れる。2500年前、ブッダは死の正体を見破った。 その正体とは、何か―― 死の正体について、宗派も、国も、文化も違う、五人の僧侶が語る法話集。
第一章 生死の微積分…ネルケ無方
 1 「生」と「死」を図式化する
 2 西洋と東洋の死後観を比較する
 3 生死を微積分で考える
 4 道元禅師の教え

第二章 よく生きること、よく死ぬこと…プラユキ・ナラテボー
 1 タイ仏教の風景
 2 ルアンポー・カムキアン師との出会い
 3 カムキアン師の教え
 4 ルアンポーの死にゆく姿
 5 ブッダが教えた三つの死
 
第三章 死と〈物語り〉…釈 徹宗
   はじめに
 1 「往生伝」を読む
 2 道としての”死では終わらない物語”
 3 来世の物語と死後の世界ブーム
 4 現代人にとっての”死では終わらない物語”
   むすび

第四章 死に向かって生きる…南 直哉
 1 死のわからなさ
 2 自己と死と存続
 3 死の否定と受容

第五章 命への執着を捨て、生と死を理解する…アルボムッレ・スマナサーラ
 1 「生」と「死」で成り立つ命
 2 「生きたい」も「死にたい」も無意味
 3 「死」と「私」の問題
 4 よい死に際のために

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