宮沢賢治 中島敦 【日本文学全集16】

著者 池澤 夏樹 個人編集
出版社 河出書房新社
ジャンル 文学・随筆
出版年月日 2016/04/30
ISBN 9784309728865
判型・ページ数 4-6変・508ページ
定価 本体2,900円+税
在庫 お取り寄せ
河出書房新社創業130周年記念企画。 東北、南洋、中国など、周縁から文学の核心に迫った、純粋かつ豊饒なる作品世界。自然と人間の欲望の対立を苛烈に綴った「春と修羅」をはじめとした宮沢賢治の詩や童話を19篇。南洋の自然と風俗の濃密な匂いが立ちのぼる「環礁」のほか、「李陵・司馬遷」、「弟子」など中島敦の7篇。夭折した二人の天才作家の精髄を収録する。
宮沢賢治
 春と修羅
 疾中
 星めぐりの歌
 〔われらひとしく丘に立ち〕
 スタンレー探検隊に対する二人のコンゴー土人の演説
 農学校歌
 〔生徒諸君に寄せる〕
  *
 水仙月の四日
 ひかりの素足
 北守将軍と三人兄弟の医者
 気のいい火山弾
 狼森と笊森、盗森
 雪渡り
 土神ときつね
 雁の童子
 泉ある家
 十六日
 ポラーノの広場
  *
 〔石上善助追悼文〕

中島敦
 環礁―ミクロネシヤ巡島記抄―
 悟浄出世
 悟浄歎異―沙門悟浄の手記―
 弟子
 李陵・司馬遷
 章魚木の下で
 巡査の居る風景―一九二三年の一つのスケッチ―

解説 池澤夏樹
付録1 「言葉の流星群」
付録2 「ポラーノの広場に集う者」
年譜

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