日本美術全集 1 縄文・弥生・古墳時代 日本美術創世記

著者 原田 昌幸 責任編集
出版社 小学館
ジャンル 美術
出版年月日 2015/12/30
ISBN 9784096011010
判型・ページ数 B4・311ページ
定価 本体15,000円+税
在庫 お取り寄せ
本巻は、考古学研究によって得られた最新の成果に基づいて、多種多様な考古資料を美術史的側面から評価するもの。考古学の成果を「日本美術」の原点におくのは、過去に刊行された「日本美術全集」から引き継ぐ「伝統」です。丁寧に成形された打製石器や高松塚古墳の壁画など、われわれの知る「美術」と連続的に考えられるものから特異なものと思われるものまで、さまざまな作品を取り上げています。日本の美の原点に迫る一冊です。
はじめに 原田昌幸(文化庁主任文化財調査官)

論考
縄文世界の土偶──造形的展開に関する諸課題 原田昌幸(文化庁主任文化財調査官)
弥生時代の造形・文様・絵画 橋本裕行(奈良県立橿原考古学研究所附属博物館学芸課課長)
埴輪の造形 日高 慎(東京学芸大学准教授)

コラム
縄文時代の漆工芸 原田昌幸(文化庁主任文化財調査官)
東アジア大陸との交流拠点・壱岐──原の辻遺跡と壱岐の古墳 松見裕二(壱岐市教育委員会文化財課)
フゴッペ洞窟 橋本裕行(奈良県立橿原考古学研究所附属博物館学芸課課長)
二つの古墳壁画──高松塚古墳とキトラ古墳 増記隆介(神戸大学准教授)
続縄文時代、恵山文化──特異な漁撈活動を行なった人たち 佐藤由紀男(岩手大学教授)

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