ブッダが考えたこと 【角川ソフィア文庫】

仏教のはじまりを読む

著者 宮元 啓一
出版社 KADOKAWA
ジャンル 入門・お経・実用 > 仏教入門、教養、法話
出版年月日 2015/10/25
ISBN 9784044089177
判型・ページ数 文庫・239ページ
定価 本体800円+税
在庫 お取り寄せ
この世に生きる私たちが、苦しみから逃れられないのはなぜか。苦しみはどこから生じ、これを断つにはどうすればよいのか。 ブッダが得た「悟り」の本質をインド哲学の内側から捉えなおすとき、徹底して人間的に思考するがゆえに人間を超越してしまう、孤独な天才の姿が浮かび上がる。 真の悟りは知性を求め、知性は孤立を恐れぬ勇気を求める――。従来の仏教学が見落としてきたブッダの哲学的独創性へと分け入っていく、刺激的論考! ※本書は、『ブッダが考えたこと これが最初の仏教だ』を改題し文庫化したものです。
はじめに
第一章 仏教誕生の土壌 ―― 輪廻思想と出家
 一 初期の輪廻思想
 二 最初期の出家、そのあり方と理念
 三 人生期制と出家
第二章 苦楽中道 ―― いかに苦しみを滅するのか
 一 ゴータマ・ブッダの独創性
 二 一度は捨てた瞑想の道
 三 苦行に入り、苦行を捨てる
 四 ゴータマ・ブッダは何を発見したのか
 五 成道の過程
 〔付〕 成道後のブッダの瞑想とは何か
第三章 全知者ゴータマ・ブッダの「知」
 一 形而上学的な議論への批判
 二 ゴータマ・ブッダの全知者性
 三 肥大化した「全知」と「慈悲」が出会うとき
第四章 無意味な生を生きる ―― 修行完成者の歩む道
 一 梵天勧請の真相
 二 デーヴァダッタの反逆
第五章 苦、無常、非我とは何か
 一 苦
 二 無常
 三 非我
第六章 非人情、すなわち哲学
 一 ただ独り
 二 無関心
 三 ゴータマ・ブッダは哲学者であった
 おわりに
 文庫版へのあとがき

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