季節のなかの神々

歳時民俗考

著者 小池 淳一
出版社 春秋社
ジャンル 民俗・信仰
出版年月日 2015/10/20
ISBN 9784393292044
判型・ページ数 B6・220ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 お取り寄せ
失われたかに思われている民間信仰は、現代生活にも密かに息づいている。日頃の何気ない生活の断片のなかに、古からの智恵が受け継がれているのだ。節分や、土用のウナギ、歳神様、さらには妖怪伝承……。人間はこの世ならぬ者たちと、どのように関わってきたのか。暮らしや年中行事の考察を入口に、自然やこの世ならぬものへの畏怖とともに歩んできた、人間の豊かな精神性の源をたどる。
はじめに―歳時の相貌

春の章 
 節分の主役
 豆にこめる力  
 牛と釈迦如来像
 みちのくの釈迦の誕生
 初牛と稲荷の神
 一つ目小僧が来る日
 雛人形と淡島信仰
 彼岸の太陽
 十三参りと虚空蔵菩薩
 世試し桜 
 入学今昔―天神信仰の一側面
 春のゆらめき
 登山の原像
 山の神の日

夏の章
 端午の節句とその由来
 休日の民俗的起源
 曾我の涙雨
 六月の氷と雪
 災厄とのつきあい
 牛頭天王と河童
 夜の水音
 川狩の話―山のエビス神 
 蚕の姫 
 ウナギをめぐる神と仏
 ハゲン爺さん 
 旱と水神
 四万六千日と観音信仰

秋の章
 七夕と盆と星と
 盆棚の牛馬
 先祖との交流
 地獄の釜の蓋
 子どもと地蔵
 放生会の伝統
 八朔行事の形成
 二百十日と風切りの鎌
 牛祭の摩多羅神
 芋名月と豆名月
 月見の深層
 田の神の行方
 
冬・新年の章
 亥の子と十日夜
 十夜念仏の民俗性
 大根の誕生日
 炉をめぐる感覚
 案山子の名前とかたち
 七五三と産土神
 エビス神の性格
 福の神の歴史
 ふいごの祭り
 大師講の伝承
 霜月祭の神と仏
 年越しの魚
 月日を数える
 トシの神
 歳神の素姓と姿
 小正月の火
 年占い
 年頭の鬼
 道祖神のかたち

おわりに―歳時民俗と俳句的世界

あとがき
参考文献

SHOPPING ご注文

2,000円+税

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 仏教書販売研究会

  • 歴史書懇話会

  • 浄土真宗の法話案内

  • 寺院コム

  • bookcover

  • mokoroku

  • detabase

  • バーゲンブック

  • 仏教のすすめ

  • Kinoden

  • Maruzen eBook Library

  • Knowledge Worker