日本美術全集18 戦争と美術

戦前・戦中

著者 河田 明久 監修
出版社 小学館
ジャンル 美術
出版年月日 2015/04/28
ISBN 9784096011188
判型・ページ数 B4・311ページ
定価 本体15,000円+税
在庫 お取り寄せ
「戦争画」を中心に、1931年の柳条湖事件、1937年の日中戦争勃発から1941年の太平洋戦争への展開、1945年の敗戦までに関連した美術作品を集成。単なる歴史資料としてではなく、また特定のイデオロギーにとらわれることもなく、あくまでも美術作品としての美術史上の意義と価値、戦後美術への影響を、最新の研究成果に基づき検証・考察する。 同時に、ヨーロッパ前衛美術・思想の強い影響の下、1920年代後半から30年代にかけての都市・大衆消費文化の発展を背景として隆盛したモダン・アートの展開、日本人芸術家のヨーロッパおよび南北アメリカ大陸での活動など、日本美術のグローバルな広がりにも注目。さらに、反戦美術やプロレタリア美術、新しいメディアの発達、関東大震災以降の都市の近代化、ベトナムやインドネシア、タイなど東南アジア諸国の美術との関係なども含め、短いながらも劇的で多層的・多面的な時代の美術の実態を浮き彫りにする。 また、およそ50年ぶりにロシアで「再発見」されたプロレタリア絵画を新規撮影・掲載している。 カラ―図版は、従来のジャンル別ではなく、この時代を特徴づける6つのテーマにで構成されている点にも注目。
はじめに 河田明久(千葉工業大学教授)
美術の闘い──昭和前期の美術 河田明久(千葉工業大学教授)
前衛美術の流れ 大谷省吾(東京国立近代美術館主任研究員)
芸術家と社会──戦前から戦後にかけての左翼思想と美術 足立 元(美術史家・美術評論家)
日本人美術家と「欧」「米」──一九三〇年から四〇年代を中心に 林 洋子(文化庁芸術文化調査官)
コラム/写真グラフィズムの展開 白山眞理(日本カメラ博物館運営委員)
コラム/戦前・戦中の建築について 米山 勇(東京都江戸東京博物館研究員)
コラム/東南アジアにおける「美術」の誕生と日本の戦争 後小路雅弘(九州大学教授)

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