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医療文化と仏教文化

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著者	田畑正久著
出版社	本願寺出版社
ジャンル	入門・お経・実用 > 生・死、福祉・医療
出版年月日	2015/03/01
ISBN	9784894160941
判型・ページ数	新書・125ページ
定価	本体600円＋税
在庫	お取り寄せ

この本の内容

医療と仏教の両方の世界に身をおいてきた著者が、日本の医療が抱える問題を明かし、その解決のための「仏教」を語る。

巻頭に添えて

第一章　医療現場の現状
　　　はじめに
　　　医療は不老不死が究極の目標
　　　医療文化の計算的思考の限界
　　　幸福を目指して、不幸の完成へ
　　　自分の身体の責任者として全うできない
　　　死亡の原因は人間として生まれたこと
　　　時間的な長さの追及は「いのち」を大事にすること？
　　　癌告知が一般化される中に潜む問題
　　　老病死を受け容れる困難さ
　　　患者・家族と医師の間の摩擦

第二章　医療現場で仏教が必要とされている
　　　仏さまからいただいた仕事
　　　老病死の受容の文化
　　　「死」を見つめる「生」
　　　死に裏打ちされて生きている
　　　無我の教えは科学と矛盾しない
　　　毎日生まれては死んでいく
　　　念仏の生活は「今日」を精一杯生きること
　　　宗教的目覚めを求める叫び
　　　命の長さの長短を超える
　　　生死を超える道としての仏教
　　　スピリチュアルの領域
　　　社会の基礎としての仏教文化

　　　あとがき