日本霊性論

著者 内田 樹
釈 徹宗
出版社 NHK出版
ジャンル 日本仏教 > 日本仏教総論
出版年月日 2014/08/01
ISBN 9784140884423
判型・ページ数 新書・309ページ
定価 本体860円+税
在庫 お取り寄せ
東日本大震災後、あらためて問い直された日本人の死生観や宗教性。現代の二賢人が、迷走する日本人の「こころ」と向き合い、人間社会の根源的な支えとしての「霊性」を論じる。教育、医療、司法、宗教の倫理的立て直しを説く内田氏(第一部)、日本的霊性のルーツに迫りつつ現代にふさわしい共生のあり方を探る釈氏(第二部)。ふたりの切実な問題意識に胸を打たれる力作。
まえがき

第一部  なぜ霊性を呼び覚まさなければならないか
 第一章  先駆的な直感とセンサーの劣化について
      (1)「正さ」を身体的に確信する
      (2)「シグナル」を感じる力の衰え
      (3)無意識に察知する
      (4)「事後的にわかる」知性
 第二章  人間社会に迫りくるもの
      (1)「心」の発見
      (2)人間集団が生き延びるための四つの柱ー裁き、学び、癒し、祈り
      (3)四つの柱が今、攻撃に晒されている
      (4)「内通者」たるものは何か
 第三章  このメッセージは私宛である
      (1)それは善きものか、悪しきものか
      (2)人間の本質としての歩行
      (3)空位

第二部  「日本的」霊性と現代のスピリチュアリティ
 第一章  大拙の『日本的霊性』を読む
      (1)大拙が考えた「日本的霊性」
      (2)『日本的霊性』から日本の霊性を考える
      (3)人類のスピリチュアリティ
      (4)現代スピリチュアリティをめぐって
 第二章  宗教的人格と霊性
      (1)人はいかにして霊性に目覚めるか
      (2)「妙好人」に見る宗教的人格
      (3)日本的霊性と現代スピリチュアリティの違い
 第三章  霊性への道
      (1)日常の中で霊性を研ぎ澄ます
      (2)人間的な領域と非人間的な領域
      (3)自らを問う体系としての宗教
      (4)みんなの霊性論

あとがき

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