死者と霊性の哲学【朝日新書848】

ポスト近代を生き抜く仏教と神智学の智慧

著者 末木 文美士
出版社 朝日新聞出版社
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
シリーズ 朝日新書
出版年月日 2022/01/30
ISBN 9784022951588
判型・ページ数 新書・323ページ
定価 本体890円+税
在庫 在庫あり
「近代の終焉」後、長く混迷の時代が続いている。
従来の思想史や哲学史では見逃されてきた「死者」と「霊性」という問題こそ、日本の思想で重要な役割を果たしている。
19世紀以来展開された神智学の系譜にさかのぼり、仏教学の第一人者が「希望の原理」を探る。
1章 近代は終焉したか?
2章 普遍か、特殊か
3章 厄介な他者
4章 死者と死後
5章 死者と霊性的世界―神智学を手掛かりとして
6章 日本の霊性論
7章 霊性的世界と言葉
8章 霊性と倫理
9章 理想と夢想―もう一つの近代の道
10章 理想を呼び起こす―ポスト近代に抗して

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