死者を巡る「想い」の歴史

著者 山本 幸司
出版社 岩波書店
ジャンル 入門・お経・実用 > 生・死、福祉・医療
出版年月日 2022/09/14
ISBN 9784000615587
判型・ページ数 4-6・300ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
古代・中世を生きた人びとは、人の死をどのように受けとめ、死者をどのような想いで送ってきたのだろうか?
亡くなっても遠い彼岸に旅立たないで身近にいてほしい、夢でもいいから時には語りかけてほしい。
多くの人びとは、そうした想いでいたのではないか?
死と死者を巡る日本人の「想い」を、和歌・物語などを手がかりに探る。
第1章 死者を送る、死者を悼む
 1 家族・親族との死別
 2 家族・親族以外の別れ

第2章 遺された側の想い
 1  慰め合う人々
 2  遺された身の孤独 ほか

第3章 死者の世界へ
 1  死に行く者の思い
 2  死への諦念 ほか

第4章 なお残る死者への想い
 1  蘇る思い出
 2  夢に託す想い ほか

第5章 死者とその霊魂
 1  死者の霊魂と肉体
 2  説話や物語に見る死者の霊魂 ほか

補章 能楽―負の他界の死者

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