法藏館書店ニュース - 2025.03.27
死と生の民俗【講談社学術文庫 2862】
ひと昔前の、普通に生きた人々の中にある、ごくありふれた日常。そこには「死と生」にまつわる、さまざまなエピソードが共存していた――。近代化とともに「家」から死が遠ざかり、死への意識が希薄化した現代社会。明治から昭和初期の消えゆく風習を丹念に聞き取りながら、閉塞感ある今の社会の課題を解くヒントを掘り起こす。愚直で素朴で、とてつもなく豊穣な、隠れた民俗学の名著、復刊!
第一部 明治末期から大正期の「死の民俗」--地域の葬儀や野辺送りの行列、火葬場での体験から
1) 生の中の死
2) 死の儀礼に出会った体験や見聞
3) 子どもの頃に「人の死」に出会った契機
4) 「人の死」は子どもにとって何であったか
第二部 明治末期から大正期の「生の民俗」
1) 大人への道・自立の旅
2) 結婚
3) お産と産後
4) 健やかな成長を祈る
5) 死と生の間を生きる
1) 生の中の死
2) 死の儀礼に出会った体験や見聞
3) 子どもの頃に「人の死」に出会った契機
4) 「人の死」は子どもにとって何であったか
第二部 明治末期から大正期の「生の民俗」
1) 大人への道・自立の旅
2) 結婚
3) お産と産後
4) 健やかな成長を祈る
5) 死と生の間を生きる