生きる死者

災害と仏教

著者 白石 凌海
出版社 ノンブル社
ジャンル 入門・お経・実用 > 生・死、福祉・医療
出版年月日 2017/04/03
ISBN 9784866440064
判型・ページ数 A5・375ページ
定価 本体2,700円+税
在庫 お取り寄せ
「姿が見える」「すすり泣く声が聞こえる」「感触がまだ残っている」……。生者の中に生き続ける「死者」の存在。東日本大震災に係り続けてきた著者が、天明3年浅間山大噴火、3・11などの災害をもとに、死者との向き合い方を多角的視点から考察する。
まえがき

Ⅰ 生者にとって死とは何か
 1 災害と仏教―天明三年(一七八三)浅間山大噴火―
 2 [続]災害と仏教―天明三年(一七八三)浅間山大噴火―
 3 [続・続]災害と仏教―天明三年(一七八三)浅間山大噴火―

Ⅱ 生きる死者
 4 死者供養の諸相―災害と仏教―
 5 災害における言葉―現代〔医療〕技術と仏教―
 6 生きる死者―災害と仏教―

Ⅲ 災害のいま・ここ
 7 災害の〈いま・ここ〉―三平等観の展開―
 8 災害史からの視点
 9 諸・転法輪考―災害における言葉―

Ⅳ 死のゆくえ
 10 山中他界観と十三仏信仰
 11 死のゆくえと十三仏信仰―民俗調査にみる死者供養の基層―
 12 十三仏と民俗信仰

あとがき

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