新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
死者の力
津波被災地「霊的体験」の死生学
東日本大震災の津波被災地でしばしば語られる「霊」体験。
メディアで取り上げられ、多くの人々の関心を集めてきた。
この切実な体験をどう考えるか。
物語の力、伝統宗教や習俗、儀礼との関わり、残された人の心身のケア、共同体における作用等から「死者の力」に迫る。
被災地住民と宗教者への聞き取りに基づいた調査研究の決定版。
メディアで取り上げられ、多くの人々の関心を集めてきた。
この切実な体験をどう考えるか。
物語の力、伝統宗教や習俗、儀礼との関わり、残された人の心身のケア、共同体における作用等から「死者の力」に迫る。
被災地住民と宗教者への聞き取りに基づいた調査研究の決定版。
第一章 物語の力──被災地の霊的体験になぜひきつけられるのか……………高橋 原
メディア報道
亡き人との再会
未知の霊、身近な霊(見知らぬ死者、身近な死者)──阪神・淡路大震災との違い ほか
第二章 儀礼の力──被災地の宗教者は霊的体験にどう対処したのか……………高橋 原
儀礼の効用──「楽になりました」
宗教的応急手当て(Religious First Aid)
相談内容──オガミヤとの関係 ほか
第三章 絆の力──被災者たちは亡き人との絆にどう支えられているのか……………堀江宗正
調査に至った経緯──塞翁さんの話
継続する絆──調査の目的と鍵となる概念
日本人にとっての「継続する絆」 ほか
第四章 共同体の力──霊的体験の地域差はなぜ生じたのか……………堀江宗正
「未知の霊」の「身近な霊」への包摂
身近な霊と未知の霊の間
被災地内で語られる「未知の霊」 ほか
第五章 信仰の力──被災地の外から来た信仰者は霊的体験をどのように見たのか……………堀江宗正
被災地における「宗教」
スピリチュアルケアの可能性
復興世俗主義のなかでの宗教者の活動 ほか
結論……………堀江宗正
1 物語的現実としての死者・霊
2 霊概念の三モデル
3 死者の力をめぐって
あとがきに代えて──片方の調査者から見た主観的現実……………堀江宗正
メディア報道
亡き人との再会
未知の霊、身近な霊(見知らぬ死者、身近な死者)──阪神・淡路大震災との違い ほか
第二章 儀礼の力──被災地の宗教者は霊的体験にどう対処したのか……………高橋 原
儀礼の効用──「楽になりました」
宗教的応急手当て(Religious First Aid)
相談内容──オガミヤとの関係 ほか
第三章 絆の力──被災者たちは亡き人との絆にどう支えられているのか……………堀江宗正
調査に至った経緯──塞翁さんの話
継続する絆──調査の目的と鍵となる概念
日本人にとっての「継続する絆」 ほか
第四章 共同体の力──霊的体験の地域差はなぜ生じたのか……………堀江宗正
「未知の霊」の「身近な霊」への包摂
身近な霊と未知の霊の間
被災地内で語られる「未知の霊」 ほか
第五章 信仰の力──被災地の外から来た信仰者は霊的体験をどのように見たのか……………堀江宗正
被災地における「宗教」
スピリチュアルケアの可能性
復興世俗主義のなかでの宗教者の活動 ほか
結論……………堀江宗正
1 物語的現実としての死者・霊
2 霊概念の三モデル
3 死者の力をめぐって
あとがきに代えて──片方の調査者から見た主観的現実……………堀江宗正