新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
中世禅の知
豊饒な思想の源流へ―中国との交渉、密教との関連、諸宗との議論といった試行の中で、中世禅の教学はどのように形作られてきたのか。
寺院・文庫調査の最前線における新資料の発見・紹介により、従来の仏教史の常識を覆し学界において注目を集めてきた『中世禅籍叢刊』のエッセンスを、平明な解説によって広く提供する。
寺院・文庫調査の最前線における新資料の発見・紹介により、従来の仏教史の常識を覆し学界において注目を集めてきた『中世禅籍叢刊』のエッセンスを、平明な解説によって広く提供する。
主要関連人物一覧
序章 中世禅の形成と知の交錯・・・・・末木文美士
第Ⅰ部
日中交流史の中の中世禅宗史・・・・・榎本 渉
茶将来説話から考える中世禅の見直し ―研究史における百年の桎梏―・・・・・米田真理子
禅研究の現在地 ―ベルナール・フォールを中心に―・・・・・亀山 隆彦
円爾系の印信から見る禅と密・・・・・菊地 大樹
第Ⅱ部
1 中国禅から日本禅へ
巨視的に見た中世禅の位相 ・・・・・伊吹 敦
教判から看話へ・・・・・土屋 太祐
日本禅宗における『宗鏡録』の受容 ・・・・・柳 幹康
道元の小参と法語・・・・・石井 修道
2 純粋禅と兼修禅の新たな見方
鎌倉時代後期における禅宗の台頭と南都北嶺・・・・・原田 正俊
鎌倉時代における兼修禅と宋朝禅の導入・・・・・舘 隆志
「兼修禅」から「純粋禅」を再考する・・・・・ダヴァン ディディエ
3 達磨宗に関する新見解
「達磨宗」についての新見解・・・・・古瀬 珠水
新発見『禅家説』と「達磨宗」・・・・・和田有希子
達磨宗新出史料『心根決疑章』の発見・・・・・舘 隆志
4 新たな栄西像
茶祖としての栄西像の見直し・・・・・米田真理子
鎌倉期の太宰府における天台宗と禅宗・・・・・山村 信榮
栄西と博多 ―「栄西と中世博多展」の開催を通して―・・・・・堀本 一繁
5 禅と中世仏教
新しい中世仏教観へ向けて・・・・・末木文美士
聖一派における「禅密」 ―癡兀大慧の理解を中心に―・・・・・亀山 隆彦
中世密教の教えの中の「以心伝心」 ―文観と禅密―・・・・・ラポー ガエタン
『教月要文集』を巡って・・・・・高柳さつき
6 文庫と中世禅
中世禅への新たな視野 ―大須文庫悉皆調査とその展開―・・・・・阿部 泰郎
大須観音ゆかりの地 ―初代能信の足跡を訪ねる―・・・・・三好 俊徳
金沢文庫管理『禅門詩文集』の本態・・・・・髙橋 秀栄
あとがき・・・・・亀山隆彦・榎本 渉・米田真理子
序章 中世禅の形成と知の交錯・・・・・末木文美士
第Ⅰ部
日中交流史の中の中世禅宗史・・・・・榎本 渉
茶将来説話から考える中世禅の見直し ―研究史における百年の桎梏―・・・・・米田真理子
禅研究の現在地 ―ベルナール・フォールを中心に―・・・・・亀山 隆彦
円爾系の印信から見る禅と密・・・・・菊地 大樹
第Ⅱ部
1 中国禅から日本禅へ
巨視的に見た中世禅の位相 ・・・・・伊吹 敦
教判から看話へ・・・・・土屋 太祐
日本禅宗における『宗鏡録』の受容 ・・・・・柳 幹康
道元の小参と法語・・・・・石井 修道
2 純粋禅と兼修禅の新たな見方
鎌倉時代後期における禅宗の台頭と南都北嶺・・・・・原田 正俊
鎌倉時代における兼修禅と宋朝禅の導入・・・・・舘 隆志
「兼修禅」から「純粋禅」を再考する・・・・・ダヴァン ディディエ
3 達磨宗に関する新見解
「達磨宗」についての新見解・・・・・古瀬 珠水
新発見『禅家説』と「達磨宗」・・・・・和田有希子
達磨宗新出史料『心根決疑章』の発見・・・・・舘 隆志
4 新たな栄西像
茶祖としての栄西像の見直し・・・・・米田真理子
鎌倉期の太宰府における天台宗と禅宗・・・・・山村 信榮
栄西と博多 ―「栄西と中世博多展」の開催を通して―・・・・・堀本 一繁
5 禅と中世仏教
新しい中世仏教観へ向けて・・・・・末木文美士
聖一派における「禅密」 ―癡兀大慧の理解を中心に―・・・・・亀山 隆彦
中世密教の教えの中の「以心伝心」 ―文観と禅密―・・・・・ラポー ガエタン
『教月要文集』を巡って・・・・・高柳さつき
6 文庫と中世禅
中世禅への新たな視野 ―大須文庫悉皆調査とその展開―・・・・・阿部 泰郎
大須観音ゆかりの地 ―初代能信の足跡を訪ねる―・・・・・三好 俊徳
金沢文庫管理『禅門詩文集』の本態・・・・・髙橋 秀栄
あとがき・・・・・亀山隆彦・榎本 渉・米田真理子