新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
いま日本から興す哲学 【冥顕の哲学2】
死と死者の領域、今日これほどに「大きな物語」はない。ここで沈黙するのではなく、発信するとすれば、どんな戦略を要するのか。
日本中世以来の伝統思想(大伝統)、明治から大正への近代化の苦闘(中伝統)、そして戦後、脱近代に至るまでの曲折に満ちた歩み(小伝統)。視野を変え、焦点深度を転換して、真新しい哲学のフィールドを拓こうとする。
「語りえぬもの」という呪縛を離れ、先人が陥った隘路に学びつつ、この時代の閉塞を引き裂く言葉とアイデアを模索する力業。生を導く普遍的な価値と規範の再生はありうるのか。
日本中世以来の伝統思想(大伝統)、明治から大正への近代化の苦闘(中伝統)、そして戦後、脱近代に至るまでの曲折に満ちた歩み(小伝統)。視野を変え、焦点深度を転換して、真新しい哲学のフィールドを拓こうとする。
「語りえぬもの」という呪縛を離れ、先人が陥った隘路に学びつつ、この時代の閉塞を引き裂く言葉とアイデアを模索する力業。生を導く普遍的な価値と規範の再生はありうるのか。
伝統思想から哲学へ
1 日本から哲学する
日本発の哲学―その可能性をめぐって
批判的思惟の有効性―マルクス主義と日本思想史
比較思想という視座
公共性と他者―日本思想の立場から
2 近代日本哲学と仏教―批判的考察
仏教の非宗教的理解―和辻哲郎
ファシズム/ニヒリズム/日本―西谷啓治批判序説
科学/国家/道元―橋田邦彦と『正法眼蔵』
禅から井筒哲学を考える
社会性から宗教へ―今村仁司の清沢満之論
3 脱近代に抗して
国家/宗教/倫理―脱近代の中で
果てしなき螺旋の途上にて
1 日本から哲学する
日本発の哲学―その可能性をめぐって
批判的思惟の有効性―マルクス主義と日本思想史
比較思想という視座
公共性と他者―日本思想の立場から
2 近代日本哲学と仏教―批判的考察
仏教の非宗教的理解―和辻哲郎
ファシズム/ニヒリズム/日本―西谷啓治批判序説
科学/国家/道元―橋田邦彦と『正法眼蔵』
禅から井筒哲学を考える
社会性から宗教へ―今村仁司の清沢満之論
3 脱近代に抗して
国家/宗教/倫理―脱近代の中で
果てしなき螺旋の途上にて