新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
日本思想史 【岩波新書 新赤版1821】
古代から現代にいたるまで、日本人はそれぞれの課題に真剣に取り組み、生き方を模索してきた。
その軌跡と厖大な集積が日本の思想史をかたちづくっているのだ。
〈王権〉と〈神仏〉を二極とする構造と大きな流れとをつかみ、日本思想史の見取り図を大胆に描き出す。
混迷の今を見据え、未来のために紡がれる、唯一無二の通史。
その軌跡と厖大な集積が日本の思想史をかたちづくっているのだ。
〈王権〉と〈神仏〉を二極とする構造と大きな流れとをつかみ、日本思想史の見取り図を大胆に描き出す。
混迷の今を見据え、未来のために紡がれる、唯一無二の通史。
はじめに――必須としての日本思想史
第一章 日本思想史をどう捉えるか
1 日本思想史への視座
2 日本思想史の構造――王権と神仏
3 前提としての中国
Ⅰ 思想の形成〔古代〕 ~9世紀
第二章 日本思想の形成――飛鳥・奈良・平安初期
1 律令と神話
2 神々と仏法
3 儒学と詩歌
Ⅱ 定着する思想〔中世〕 10~15世紀
第三章 儀礼化する王権と神仏――摂関・院政期
1 王権と儀礼
2 祭祀と信仰
3 王朝の思想と文学
第四章 王権と神仏の新秩序――鎌倉期
1 重層化する王権
2 神仏の新秩序
3 貴族・武士・隠者
第五章 中世文化の成熟――南北朝・室町期
1 王権の再編と理論
2 神仏と中世文化
3 室町ルネサンス
Ⅲ 思想の多様化と変容〔近世〕 16~19世紀
第六章 大変動と再編――戦国・安土桃山期
1 分裂から再統一へ
2 一神教の衝撃
3 大名と町衆
第七章 安定社会の構築――江戸初期
1 新しい秩序を目指して
2 神仏儒の時代
3 多元化する倫理と文化
第八章 思想の一斉開花――江戸中期
1 儒教的統治の具体策
2 復古と革新
3 学問と生活
第九章 ナショナリズムへの道――江戸後期
1 国難と王権
2 神道の躍動
3 転換を求めて
Ⅳ 世界の中の日本〔近代〕 19~20世紀
第十章 日本的近代の形成――明治期
1 国体の形成
2 国体と神仏
3 啓蒙と国粋
第十一章 戦争と思想――大正・昭和前期
1 デモクラシーから総力戦へ
2 受難と協力
3 激動の中の哲学
第十二章 平和の理想と幻想――昭和後期
1 平和と民主
2 新しい政教関係
3 知識人から大衆文化へ
むすび――幻想の終焉〔平成〕
第一章 日本思想史をどう捉えるか
1 日本思想史への視座
2 日本思想史の構造――王権と神仏
3 前提としての中国
Ⅰ 思想の形成〔古代〕 ~9世紀
第二章 日本思想の形成――飛鳥・奈良・平安初期
1 律令と神話
2 神々と仏法
3 儒学と詩歌
Ⅱ 定着する思想〔中世〕 10~15世紀
第三章 儀礼化する王権と神仏――摂関・院政期
1 王権と儀礼
2 祭祀と信仰
3 王朝の思想と文学
第四章 王権と神仏の新秩序――鎌倉期
1 重層化する王権
2 神仏の新秩序
3 貴族・武士・隠者
第五章 中世文化の成熟――南北朝・室町期
1 王権の再編と理論
2 神仏と中世文化
3 室町ルネサンス
Ⅲ 思想の多様化と変容〔近世〕 16~19世紀
第六章 大変動と再編――戦国・安土桃山期
1 分裂から再統一へ
2 一神教の衝撃
3 大名と町衆
第七章 安定社会の構築――江戸初期
1 新しい秩序を目指して
2 神仏儒の時代
3 多元化する倫理と文化
第八章 思想の一斉開花――江戸中期
1 儒教的統治の具体策
2 復古と革新
3 学問と生活
第九章 ナショナリズムへの道――江戸後期
1 国難と王権
2 神道の躍動
3 転換を求めて
Ⅳ 世界の中の日本〔近代〕 19~20世紀
第十章 日本的近代の形成――明治期
1 国体の形成
2 国体と神仏
3 啓蒙と国粋
第十一章 戦争と思想――大正・昭和前期
1 デモクラシーから総力戦へ
2 受難と協力
3 激動の中の哲学
第十二章 平和の理想と幻想――昭和後期
1 平和と民主
2 新しい政教関係
3 知識人から大衆文化へ
むすび――幻想の終焉〔平成〕