差別戒名の系譜 偽書『貞観政要格式目』の研究

偽書『貞観政要格式目』の研究

著者 牧 英正
出版社 阿吽社
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2014/03/01
ISBN 9784907244064
判型・ページ数 A5・176ページ
定価 本体1,500円+税
在庫 お取り寄せ
本書は、身分差別を追求してきた著者が、差別戒名の根源をたずねて辿りついたところの書である。本書には、原典の図版も多く添えられており、差別戒名研究のための決定版。身分差別の問題を究明する不可欠の資料であることはもちろん、中世史の研究にも重要な書である。
まえがき
はじめに
1章  いわゆる差別戒名
  1 戒名
  2 上下の置字
  3 被差別部落の戒名
  4 「禅門小僧訓」
2章  偽書『貞観政要格式目』
  1 なぜとりあげるのか
  2 伝本について
  3 構成について
  4 成立年代について
  5 筆者について
3章  「三家者位牌之事」
  1 写本・板本の校合
  2 「三家者」について
  3 白馬寺の故事
  4 日本への仏教伝来
  5 三家者の類例
  6 燕丹の故事について
  7 小 括
  8 連雀商人考
4章   『貞観政要格式目』の影響について
  1 『泥?之道』
  2 『無縁慈悲集』
  3 『福田殖種纂要』
むすび
参考図版
あとがき
『貞観政要各式目』

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