新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
戦国時代の自力と秩序
戦国時代、人々の行動を規定した論理・価値とは何だったのか。住民に決起を促す鐘の音による情報の伝達、国質・郷質と領主介入、裁判としての宗論、寺内法、織田政権と支配の論理などから自力の観念を追究。また、土一揆の実像を、訴訟や一向一揆、島原の乱などの武装蜂起の実態から迫り、中・近世移行期における政治・社会的秩序を解き明かす。
はじめに
第一部 自力の秩序観念
第一章 鐘と中世の人びと
はじめに
1 観禅院の鐘
2 徳政の鐘
第二章 国質・郷質と領主間交渉
はじめに
1 内からと外からと
2 誰に向けて、何のために
3 領主の登場
おわりに
第三章 中世の宗論
はじめに
1 訴訟・裁判としての宗論
2 決闘としての宗論
3 宗論と自力救済
4 宗論の衰退
5 安土宗論の意義
おわりに
第四章 『天文日記』と寺内の法
はじめに
1 寺内の法の提供者
2 寺内の法の特質
おわりに
補論一 寺内町の相続訴訟
はじめに
1 相続をめぐる一訴訟
2 譲状の発効
3 自殺という抗議
4 「正しい」裁定
第五章 織田政権の支配の論理
はじめに
1 「天下」について
2 将軍の領域
3 京都の支配
おわりに
補論二 中世末の「天下」について
はじめに
1 「天下布武」の朱印状
2 「天下」と将軍・幕府
3 「天下」という君主国
4 近世の「天下」
おわりに
補論三 戦国期の「国」観念
はじめに
1 「国」の超越性について
2 共同体としての「国」
3 「神国」としての「国」
おわりに
第二部 土一揆の実像
第一章 土一揆像の再検討
はじめに
1 村落と土一揆
2 大名・領主・武将と土一揆
おわりに
第二章 訴訟としての土一揆
はじめに
1 天文十五年の土一揆
2 幕府要人との接触
3 訴訟と武装蜂起
おわりに
第三章 一向一揆と土一揆
はじめに
1 「土一揆」と呼ばれる一向一揆
2 武装蜂起の実態
3 徳政興業と軍事動員
おわりに
第四章 土一揆としての島原の乱
はじめに
1 一揆と土一揆
2 島原の乱にみる土一揆の特徴
おわりに
あとがき
初出一覧
索引
第一部 自力の秩序観念
第一章 鐘と中世の人びと
はじめに
1 観禅院の鐘
2 徳政の鐘
第二章 国質・郷質と領主間交渉
はじめに
1 内からと外からと
2 誰に向けて、何のために
3 領主の登場
おわりに
第三章 中世の宗論
はじめに
1 訴訟・裁判としての宗論
2 決闘としての宗論
3 宗論と自力救済
4 宗論の衰退
5 安土宗論の意義
おわりに
第四章 『天文日記』と寺内の法
はじめに
1 寺内の法の提供者
2 寺内の法の特質
おわりに
補論一 寺内町の相続訴訟
はじめに
1 相続をめぐる一訴訟
2 譲状の発効
3 自殺という抗議
4 「正しい」裁定
第五章 織田政権の支配の論理
はじめに
1 「天下」について
2 将軍の領域
3 京都の支配
おわりに
補論二 中世末の「天下」について
はじめに
1 「天下布武」の朱印状
2 「天下」と将軍・幕府
3 「天下」という君主国
4 近世の「天下」
おわりに
補論三 戦国期の「国」観念
はじめに
1 「国」の超越性について
2 共同体としての「国」
3 「神国」としての「国」
おわりに
第二部 土一揆の実像
第一章 土一揆像の再検討
はじめに
1 村落と土一揆
2 大名・領主・武将と土一揆
おわりに
第二章 訴訟としての土一揆
はじめに
1 天文十五年の土一揆
2 幕府要人との接触
3 訴訟と武装蜂起
おわりに
第三章 一向一揆と土一揆
はじめに
1 「土一揆」と呼ばれる一向一揆
2 武装蜂起の実態
3 徳政興業と軍事動員
おわりに
第四章 土一揆としての島原の乱
はじめに
1 一揆と土一揆
2 島原の乱にみる土一揆の特徴
おわりに
あとがき
初出一覧
索引