新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
ヒトガミ信仰の系譜
前著『死者のゆくえ』(2008 岩田書院)のあとを受け、歴史上に実在した人間がカミになるという現象=「ヒトガミ」(人神)信仰の多様性を歴史的に明らかにし、近代の忠魂の思想にいたる道筋を示す。
「「死」については、『死者のゆくえ』という本を出させていただいた。その後、集中的に「カミ」の問題を考えてきたが、その過程でこれが想像以上に難しいテーマであることを思い知らされることになった。本書は、カミを追いかけたこの四年ほどの、七転八倒した苦闘の成果である。」
本書「あとがき」より抜粋
序 章 人が神になること
第1章 天皇霊の誕生
第2章 死霊から神へ
第3章 前方後円墳に宿るもの
第4章 ヒトガミとモノノケのあいだ
第5章 彼岸へ導く神
第6章 立ち去らない死者
第7章 東照大権現の思想
第8章 叢生する生き神
終 章 靖国への道
第1章 天皇霊の誕生
第2章 死霊から神へ
第3章 前方後円墳に宿るもの
第4章 ヒトガミとモノノケのあいだ
第5章 彼岸へ導く神
第6章 立ち去らない死者
第7章 東照大権現の思想
第8章 叢生する生き神
終 章 靖国への道