2024年10月書店売上 - 2024.11.01
古代東国仏教の中心寺院・下野薬師寺 【シリーズ「遺跡を学ぶ」82】
奈良時代に東大寺、筑紫観世音寺と並ぶ日本三戒壇の一つとして、仏教による東方の守護と安定に重要な役割を果たした下野(しもつけ)薬師寺。日本で唯一の新羅式一塔三金堂型式の伽藍配置で造営され、中央と強いつながりをもつ“国立寺院”の実像を明らかにする。
第1章 東北への最前線・下毛野国
関東平野北端の地
下毛野国と東山道
下毛野氏と下毛野朝臣古麻呂
第2章 特異な一塔三金堂の伽藍
創建はいつか
日本で唯一の下野薬師寺式伽藍配置
ルーツは朝鮮半島・新羅
第3章 対蝦夷政策と官寺化
坂東・みちのく統括の官寺へ
瓦が語る官寺昇格の年代
新たな伽藍造営
第4章 鑑真の来日と戒壇創設
日本三戒壇の設置
戒律・受戒・戒壇
下野薬師寺の戒壇はどこに
法王道鏡の配流
第5章 復興と衰退
新仏教の潮流
塔の復興と万灯会
古代下野薬師の終焉
これからの下野薬師寺跡
関東平野北端の地
下毛野国と東山道
下毛野氏と下毛野朝臣古麻呂
第2章 特異な一塔三金堂の伽藍
創建はいつか
日本で唯一の下野薬師寺式伽藍配置
ルーツは朝鮮半島・新羅
第3章 対蝦夷政策と官寺化
坂東・みちのく統括の官寺へ
瓦が語る官寺昇格の年代
新たな伽藍造営
第4章 鑑真の来日と戒壇創設
日本三戒壇の設置
戒律・受戒・戒壇
下野薬師寺の戒壇はどこに
法王道鏡の配流
第5章 復興と衰退
新仏教の潮流
塔の復興と万灯会
古代下野薬師の終焉
これからの下野薬師寺跡