能と古註釈書

著者 神田 裕子
出版社 笠間書院
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2010/06/01
ISBN 9784305705020
判型・ページ数 A5・306ページ
定価 本体7,200円+税
在庫 お取り寄せ
室町時代、世阿弥によって大成された「能」という演劇の基盤は何であったのか。能作品を生み出した重要な文学的基盤のひとつである、伊勢物語古註釈書を探ることから、その秘密に迫る。また能の芸能的基盤として重要な、鎌倉中期の歌謡、宴曲(早歌)からも考えていく。近世文化全体を見通したうえで、能を書誌学的調査から新たに捉え直す書。
第一章 能の文学的基盤
第二章 能の註釈書と古典世界
第三章 能の芸能的基盤
《附録》金春宗家蔵『宴曲集巻第一』影印・翻刻・解題

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