新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
DVD 中村久子女史と歎異抄
生きる力を求めて
中村久子は、こう語っています。 「人の命とはつくづく不思議なもの。確かなことは自分で生きているのではない。生かされているのだと言うことです。どんなところにも必ず生かされていく道があります。」 中村久子は、両親や祖母、夫、子ども、先生から受けたご恩、両手両足のない身にかけられた仏の悲願を深く感じとりました。 母のわが子に対する願いそのままが仏の悲願となって感じられたことでしょう。 このような中村久子女史の言葉は、逆境に追い詰められた人々を力強く支え、生かされている尊さを示しています。 彼女の生き方には、差別されていた障害者の尊厳や、仏教に基づく人間観が溢れています。 龍谷大学人間・科学・宗教オープンリサーチセンターでは、中村久子女史の生涯と思想を広く社会に知っていただき、中村久子女史の力強い生き方とともに、その彼女を導いた心のよりどころについて、多くの方々に知っていただけたらと願っています。81分。