新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
海と列島の中世 【講談社学術文庫】
海は柔らかい交通路である。それは自在な交通を許し、人と人を結び、文化同士を融合させる。本書では全国の中世海村・海民の姿が、綿密な現地調査と文献から浮き彫りにされてゆく。中国大陸・朝鮮半島・日本列島をまたにかけた「倭寇世界人」を生み出した海のダイナミズムを探り、東アジアに開かれた列島社会の新鮮な姿を描き出す、網野史学の論集。
Ⅰ 列島
海ルート-「中国文化」と律令制
海の時代-奥能登と時国家文書から
Ⅱ 地域
中世の海村-若狭の浦々
東と西の地域史-常総を中心に
Ⅲ 都市
海上交通の拠点-金沢氏・称名寺の場合
都市の起源-今、なぜ一の谷か
Ⅳ 社会
説経節の世界-中世社会の変化
「悪」の諸相-緊張する社会
海ルート-「中国文化」と律令制
海の時代-奥能登と時国家文書から
Ⅱ 地域
中世の海村-若狭の浦々
東と西の地域史-常総を中心に
Ⅲ 都市
海上交通の拠点-金沢氏・称名寺の場合
都市の起源-今、なぜ一の谷か
Ⅳ 社会
説経節の世界-中世社会の変化
「悪」の諸相-緊張する社会