仏教の来た道 【講談社学術文庫】

著者 鎌田 茂雄
出版社 講談社
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
シリーズ 講談社学術文庫
出版年月日 2003/03/10
ISBN 9784061595903
判型・ページ数 文庫・305ページ
定価 本体1,050円+税
在庫 品切れ・重版未定
インドから西域に伝わった仏教は、中国、朝鮮、日本へと東漸し、それぞれの地にしっかりと根をおろした。仏教伝播の道筋には、敦煌や雲岡の石窟をはじめ仏教文化の遺産が数多く見られる。また仏教伝播の立役者は、仏図澄、法顕、玄奘三蔵ら布教・求法に燃える僧たちであった。今なお残る史跡や文物、伝道僧の事績に光を当て、仏の来た道をたどり返す。 本書は1995年に刊行された『仏教伝来』を改題し、文庫化したもの。 著者は、1927年神奈川県生まれ。駒沢大学仏教学部卒業。東京大学大学院博士課程修了。東京大学東洋文化研究所教授、愛知学院大学教授、国際仏教学大学院大学教授を歴任。専攻は中国・朝鮮仏教史。文学博士。学士院賞受賞。2001年没。
第一章 熱沙の伝道
第二章 灼熱の求法
第三章 石窟の浄土
第四章 南朝四百八十寺
第五章 末法到来
第六章 天台の聖地
第七章 華厳の風光
第八章 密教の水源
第九章 禅の源流
第十章 仏教東漸
終章 東アジアの仏教交流

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