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仏教の来た道 【講談社学術文庫】
インドから西域に伝わった仏教は、中国、朝鮮、日本へと東漸し、それぞれの地にしっかりと根をおろした。仏教伝播の道筋には、敦煌や雲岡の石窟をはじめ仏教文化の遺産が数多く見られる。また仏教伝播の立役者は、仏図澄、法顕、玄奘三蔵ら布教・求法に燃える僧たちであった。今なお残る史跡や文物、伝道僧の事績に光を当て、仏の来た道をたどり返す。 本書は1995年に刊行された『仏教伝来』を改題し、文庫化したもの。 著者は、1927年神奈川県生まれ。駒沢大学仏教学部卒業。東京大学大学院博士課程修了。東京大学東洋文化研究所教授、愛知学院大学教授、国際仏教学大学院大学教授を歴任。専攻は中国・朝鮮仏教史。文学博士。学士院賞受賞。2001年没。
第一章 熱沙の伝道
第二章 灼熱の求法
第三章 石窟の浄土
第四章 南朝四百八十寺
第五章 末法到来
第六章 天台の聖地
第七章 華厳の風光
第八章 密教の水源
第九章 禅の源流
第十章 仏教東漸
終章 東アジアの仏教交流
第二章 灼熱の求法
第三章 石窟の浄土
第四章 南朝四百八十寺
第五章 末法到来
第六章 天台の聖地
第七章 華厳の風光
第八章 密教の水源
第九章 禅の源流
第十章 仏教東漸
終章 東アジアの仏教交流