日本中世被差別民の研究

著者 脇田 晴子
出版社 岩波書店
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2002/10/18
ISBN 9784000242134
判型・ページ数 A5・426ページ
定価 本体12,500円+税
在庫 お取り寄せ
長年、日本中世史の研究に従事してきた著者が、流通史,芸能史,女性史など多彩な分野での業績をふまえ、中世社会における被差別民形成の契機・展開・帰結を探ることによって、異なる時代条件のなかに生じた差別の特色を抽出すべく、これまでの研究をまとめた。現代における差別意識の非合理性を理解するうえでも必読の書。
はじめに

序論 研究史と課題
第一章 中世被差別民の歴史的前提-雑戸源流説批判
第二章 中世被差別民の成立
第三章 中世の差別と救済
第四章 被差別民の役割と生活
第五章 芸能・文化の担い手
第六章 中世社会の共同体編成と身分差別-集団帰属性と差別
終章 中世末の解放と差別-近世への展望

あとがき
索引

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