新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
初期の禅史Ⅰ 【禅の語録2】
楞伽師資記・伝法宝紀
この巻では、敦煌発見の初期禅宗史書のうち、最も古い二種を選んで、若き日の中国禅の生い立ちをうかがう。いずれも、いわゆる北宗禅の記録であるが、やがて独自な中国禅の展開を導く古典としての価値をもつ。あたかも、日本で古事記や書紀が作られるのと同じ頃、中国の仏教界では、ダルマにはじまる新しい実践仏教としての禅宗のオーソドックスに関する議論が高まり、種々の異なった主張をもつ史書を生んだのである。とくに後者は、チベット訳もあることがわかり、初期チベット仏教の形成に与えた中国禅宗の影響も見逃せぬ。
はじめに
楞伽師資記
一、帰依のことば
二、わが参禅の記―浄覚の自序(一)
三、安州寿山大和上―浄覚の自序(二)
四、真なるもの―浄覚の自序(三)
五、玄黙―浄覚の自序(四)
ほか
伝法宝紀
一、帰依のことば
二、理法の世界―杜朏の自序(一)
三、中国禅の由来―杜朏の自序(二)
四、無上の真宗―杜朏の自序(三)
五、時代と地理
ほか
索引・年表・地図
楞伽師資記
一、帰依のことば
二、わが参禅の記―浄覚の自序(一)
三、安州寿山大和上―浄覚の自序(二)
四、真なるもの―浄覚の自序(三)
五、玄黙―浄覚の自序(四)
ほか
伝法宝紀
一、帰依のことば
二、理法の世界―杜朏の自序(一)
三、中国禅の由来―杜朏の自序(二)
四、無上の真宗―杜朏の自序(三)
五、時代と地理
ほか
索引・年表・地図