初期の禅史Ⅰ 【禅の語録2】

楞伽師資記・伝法宝紀

著者 柳田 聖山
出版社 筑摩書房
ジャンル 日本仏教 > 禅宗系
シリーズ 禅の語録
出版年月日 1971/03/10
ISBN 9784480323026
判型・ページ数 A5・460ページ
定価 本体8,000円+税
在庫 品切れ・重版未定
この巻では、敦煌発見の初期禅宗史書のうち、最も古い二種を選んで、若き日の中国禅の生い立ちをうかがう。いずれも、いわゆる北宗禅の記録であるが、やがて独自な中国禅の展開を導く古典としての価値をもつ。あたかも、日本で古事記や書紀が作られるのと同じ頃、中国の仏教界では、ダルマにはじまる新しい実践仏教としての禅宗のオーソドックスに関する議論が高まり、種々の異なった主張をもつ史書を生んだのである。とくに後者は、チベット訳もあることがわかり、初期チベット仏教の形成に与えた中国禅宗の影響も見逃せぬ。
はじめに

楞伽師資記
 一、帰依のことば
 二、わが参禅の記―浄覚の自序(一)
 三、安州寿山大和上―浄覚の自序(二)
 四、真なるもの―浄覚の自序(三)
 五、玄黙―浄覚の自序(四)
   ほか

伝法宝紀
 一、帰依のことば
 二、理法の世界―杜朏の自序(一)
 三、中国禅の由来―杜朏の自序(二)
 四、無上の真宗―杜朏の自序(三)
 五、時代と地理
   ほか

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