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綱島梁川の宗教哲学と実践【龍谷大学国際社会文化研究所叢書31】

明治時代、煩悶青年を魅了した思想家・綱島梁川。独自の哲学的宗教論と祈りや伝道の実践の分析から、綱島思想の展開を描出する。

著者 古荘 匡義
出版社 法藏館
ジャンル 哲学・思想
シリーズ 叢書 > 龍谷大学国際社会文化研究所叢書
出版年月日 2022/03/31
ISBN 9784831863942
判型・ページ数 A5・276ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
明治時代、煩悶青年を魅了した思想家・綱島梁川。独自の哲学的宗教論と祈りや伝道の実践の分析から、綱島思想の展開を描出する。
口  絵
凡  例
はじめに

Ⅰ 宗教思想の変遷
1 綱島梁川の信仰と思想の変遷
 ⑴ 綱島思想の時代区分再考
 ⑵ 哲学の学びと信仰への懐疑
 ⑶ 宗教思想の形成と病
 ⑷ 宗教体験言説の変遷と宗教思想の深化
 ⑸ 綱島の宗教思想と仏教受容

 〈文献案内〉綱島梁川研究

Ⅱ 宗教哲学
2 信仰と理性的批評――「寸光集」以前の宗教哲学
 ⑴ 綱島と日本主義
 ⑵ 信仰と批評
 ⑶ 綱島の受容した宗教哲学
 ⑷ シンボル論としての綱島宗教哲学
3 宗教体験と宗教哲学――「寸光集」以降の宗教思想
 ⑴ 見神と批評
 ⑵ 宗教哲学を参照する「宗教哲学」

 〈文献案内〉綱島と明治の宗教哲学

Ⅲ 宗教実践
4 修養と祈り
 ⑴ 没修養の修養
 ⑵ 綱島梁川の念仏
 ⑶ 念仏の意義
 ⑷ 宗教体験と歴史的宗教
5 伝道と宗教的共同性の構築
 ⑴ 修養と伝道
 ⑵ 『回覧集』
 ⑶ 『回覧集』が形成する共同性
 ⑷ 宗教体験の伝道

 〈文献案内〉綱島と明治の宗教思想

Ⅳ 綱島梁川の宗教学的、宗教哲学的位置づけ
6 証言としての宗教体験言説
 ⑴ 宗教思想(運動)としての綱島思想
 ⑵ 宗教体験論
 ⑶ 宗教体験の証言
7 「日本の宗教哲学」における綱島梁川

 〈文献案内〉綱島と現代の宗教学・宗教哲学

付録 綱島をめぐる人人

あとがき
参考文献
索  引

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