宗教哲学講義【講談社学術文庫2749】

著者 ヘーゲル
山﨑 純
出版社 講談社
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
シリーズ 講談社学術文庫
出版年月日 2023/01/11
ISBN 9784065303023
判型・ページ数 文庫・724ページ
定価 本体2,190円+税
在庫 在庫あり
ドイツ観念論を代表する大哲学者ヘーゲル。
『精神現象学』、『大論理学』でその名声を確立した彼の講義は人気を博し、後世まで語り継がれた。
包括的な比較宗教学をめざしたヘーゲルの最終到達点である本書なくして、その哲学を理解することはできない。
初めて宗教哲学を体系的に講じた1827年の講義の記録に1831年(最晩年)の講義の要約を付す。
【ヘーゲル 宗教哲学講義(1827年)】

序論
 はじめに
 A 哲学と宗教は同じ対象をあつかう
 B 時代の要求に対する宗教哲学の関係
 C 講義内容の概観

第一部 宗教の概念
 始まりについて
 A 神の概念
 B 神についての知
 C 祭祀

第二部 規定された宗教
 はじめに
 A 直接的な宗教――自然宗教
 B 自然的なものを超える精神的なものの高まり――ギリシャの宗教とユダヤ教
 C 目的に合わせた宗教――ローマ人の宗教

第三部 完成された宗教
 はじめに
 A 第一の場――神の理念そのもの
 B 第二の場――表象、現象
 C 第三の場――教団、精神


【D・F・シュトラウス ヘーゲル「宗教哲学」講義(1831年)の要約】

序論

第一部 宗教の概念
 A 普遍的な概念
 B 宗教の単純な諸形式
 C 祭祀の諸形態
 D 国家に対する宗教の関係
 付録 国家に対する宗教の関係――バウアー編『ヘーゲル宗教哲学講義』より

第二部 規定された宗教
 はじめに
 A 自然的な宗教
 B 宗教的な意識の自己内分裂
 C 自由の宗教

第三部 完成された宗教
 はじめに
 A 神についての抽象的な概念(神の存在の存在論的証明を含む)
 B 表象形式における神の理念

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